１８時６分。日没です。空がトワイライトブルーに変わる直前、西の空がより赤く、明るさを増しました。太陽を追うようにして上空を行き過ぎる飛行機の航跡は短く、明日もまた良い天気になりそうです。
宿のおかみさんから、今日の夕日は一番の美しさになると教えてくれました。夕食時間を遅らせてもらい瀬戸湾浜辺の道路を走りました。日没まで３０分ほど前、道路沿いの空き地に車を停めました。（３月１５日撮影）
2016年に生まれたメスの結浜（ゆいひん）です。好奇心旺盛で運動場を歩き回るのが好きです。園内にいる７頭のパンダはそれぞれに個性豊かとの紹介ですが、その差を見分けるのは大変です。
桜浜は桃浜と一緒に生まれた双子のお姉さんのほうです。この日はお腹いっぱいだったようで、ほとんど動いてくれませんでした。気が付くと永明老父さん以外はみんなメスです。そろそろお婿さんがいりますよね。
2014年12月２日良浜からまた双子のメスのパンダが生まれました。桃浜はその一頭です。耳の毛が長く花が長いのが特徴とのことですがよくわかりません。
彩浜は２０１８年８月に生まれた時７５ｇで、今までになく小さな女の子でした。お母さんの良浜が大事に育てて、今では立派なジャイアントパンダに成長しました。
園内の永明、楓浜を含めて７頭のパンダをすべて見て回りました。良浜（らうひん）は日本で生まれたパンダとして、2008年9月に初めて双子の梅浜、永浜を出産しました。以降７回の出産で１０頭の赤ちゃんを産み育てています。
永明さんはお歳３０歳、飼育されているパンダとしては世界最高齢です。自然交配で楓浜ちゃんまでで１６頭の子供を儲けました。以前見に来た時はほとんど歩かず、もうお歳なのかと思ったりしましたが、この日は全く元気でした。
たくさんの竹の葉の中に埋もれてしきりにお食事中です。パンダのお食事は背中を付けてあおむけに近い姿勢が基本のようで、どの時も足を投げ出して、無防備のスタイルで食べています。
