シオカラトンボとばかり思っていましたが打水産卵とは違った動きをするので別の種類でしょうか。大きめの羽根でホバリングするので、風圧で波紋ができます。イトトンボは何食わぬ顔でじっとしています。
イトトンボのとまっている水草の茎の下のほうでお尻を切り株にチョンッとくっつけては離れるトンボがいました。オニヤンマのようにも見えるのですが、動きが早くて定かではありません。
シオカラトンボの産卵に付き合ってみました。雌が水面に一粒ずつ落とし込みます。オスはメスの真上を飛んで、まるで産卵を見守っているようにしています。
さざ波もたたない水面はトンボたちには絶好の産卵場所のようです。シオカラトンボのペアでしょうか、チョンチョンと湖面に波紋を作っていました。
スイレンはモネの池のように沼の底の泥の中から立ち上がり、きれいな花を咲かせるものですが、こちらは水底の小石が見える澄んだ水に花と葉が丁度良く浮かぶように工夫されています。
水深を浅くした池には熱帯性のスイレンの鉢が置かれて、様々な種類の花を楽しむことができます。見事に咲いた花々は水面から盛り上がっているようにみえました。
園内の西の片隅に小石を敷き詰めた小さな池があります。木立と建物に囲まれ風の影響が受け難くなっていて、反射池と名付けられたています。ここには水生植物の鉢を水中に並べられてています。
ムクドリは雑食性です。芝生に降りてミミズ等虫を捜しているようです。昔は農作物を食い荒らす害虫を食べてくれる益鳥とされていましたが、今はフン害とか騒音でチョットばかり迷惑のほうが大きいのかもしれません。
突然「ギャーギャー」と騒がしい鳴き声とともにムクドリの群れが桜の樹に集まってきました。桜の実はもう終わっているのでしばらく羽を休めに来たのでしょうか。
近くによっても花がどんな形をしているのかよくわかりません。白熊（ハグマ）とはお坊さんが使う動物のシッポなどで作った「払子（ホッス）」とのこと。名付け親さんには悪いんですが、スモークツリーのほうがわかりやすいですね。
