クリスタルフラワーの屋上から水盤池を見下ろすと、まん丸い池の周囲から霧が沸き上がってきていました。隣のメイン花壇の花と霧の組み合わせを楽しむ工夫とのことです。
木曽川べりに吹き渡る風が草木を揺り動かす自然な感覚を楽しむようにと、風の庭と呼ばれるグラスガーデンは今一番花の多い季節です。
池の水連はいまちょうど花を開いたばかりです。水面や空、岸辺の草木などと調和して見えるよう配置よくポットを沈めて咲かせています。
遠くから見ると煙が立っているように見える木がありました。スモークツリーと名付けられています。花が咲いた後に花柄が伸び実がなるのですが、結実しなかったものから毛が生えてきて、これが煙のように見えるのだそうですが妙な植物ですね。
フラワーパーク江南のクリスタルフラワーと名付けられた建物から芝生広場を横切ったところに大きな栴檀（センダン）の木があり、今花が満開です。繁殖力が強く木曽川沿いのあちこちに自生しています。「双葉より芳し」の栴檀は白檀のことでこの木とは関係ありません。（５月３０日撮影）
顔に奇抜なメイクを施した子供がチョンダラーと呼ばれる道化役で、指笛を吹いたりしています。本来のチョンダラーはエイサーのキャリアを積んだベテランがこの役目を務め、観客を盛り上げます。
やや薄く片手で持てるサイズの太鼓は「締太鼓」です。大胆に足を振り上げ踏みしめて踊りながら大太鼓のリズムに合わせ全員が一糸乱れぬ動きを見せます。女手踊り（イナグモーイ）はしなやか踊りと手先の緩やかな踊りで華を添えています。
大太鼓はエイサーの音頭取りとして全体の音がずれないようにリードする大事な役をしています。重い迫力のある響きが晴れた空に広がってゆきました。
歯切れのよい太鼓のリズムが響いてエイサーの演技が始まりました。大きく重そうなのぼり旗をリズムに合わせて振り、全体をまとめ上げる若者は旗頭と呼ばれ、グループの顔ともいわれるリーダーが演じます。
