咲き誇る芝桜の斜面の下に國田家があります。この家のおばあさんがご自分の好みで自宅の裏山に芝桜を植え始めたのがルーツです。まだ、面積がもっと狭かった時、元気だったおばあさんに会ってお話させていただいたことを思い出します。
山の斜面に沿って植えられた芝桜が見事に咲きそろっています。ずっと以前、石垣の上方にあった杉林を倒して花桃の苗を植えました。今年はその花桃も大きくなって一緒に満開となってあたりが一層華やかになっていました。
道の駅明宝から10分ほど北上すると芝桜で有名な國田家はあります。30年以上前から何回かの訪問ですので、街道からの分岐は慣れています。これまでは5月の連休に訪れましたが今年はずいぶん早い時期となりました。(4月22日撮影)
今が盛りの八重桜の背後の山は新緑がもくもく音を立てるようにして盛り上がっています。雲が厚くなってきて光が足りなくなり、雨が近づいてきました。観光する人間は残念な思いですが、木々はますます元気になっているかもしれません。
道の駅には平安時代末期に源頼朝軍と木曽義仲軍が戦った宇治川の戦いで頼朝軍の梶原景季(かげすえ)が騎乗した名馬磨墨(するすみ)の像が誇らしげに立っています。この地はこの馬の故郷と伝えられていますので、磨墨が主役なのですね。
郡上八幡のお城は緑に囲まれています。前回1月8日にこの場所を通過した時は雪に囲まれて冷え込んでいるように見えました。今は穏やかなたたずまいを見せています。今回はこちらのICを出てせせらぎ街道に入ってみます。
新緑の美濃路!!。この時期しか見られない芽吹きの風景の中を駆け抜けるのは気持ちの良いものです。工事中の現場に遭遇しても、おなじみの“ i 光太郎君”がキョロンとしてくれればノロノロ走行でも許せてしまいます。(4月22日撮影)