心と力を込めて撞いた鐘の音はしばらくの間あたりの空気を震わせて響き、まもなく遠く北アルプスの山々に吸い込まれて行きました。
鐘楼に上って見ました。鮮やかな画の天井から吊られた立派な鐘の傍らに、心を込めて撞く様にとの注意書きがありました。
長野県の宝と指定されている三重塔はあの源頼朝が建久6年(1195年)に建立、江戸時代中期に再建されたものとされています。
境内からは北アルプスの山々を望める開放的な雰囲気のお寺です。
高山寺は大同3年(808年)坂上田村麿が観音堂を創建しました。本堂は観音様札所の結願所らしく、堂々たる佇まいです。
小川村稲丘の県道31号沿いに高山寺はありました。駐車場に入ると鐘楼門を先ず見上げることになります。
村は新緑に飲み込まれてしまいそうです。
アルプス展望広場と呼ばれる場所は、県道の縁に大型バスが1台停まれるくらいの駐車場です。斜面に広がる畑の向こう側には、北アルプスの山々が一望できます。
長野県道31号線上で、白馬村と長野市の中間に位置する上水内郡小川村は、64ケ村ある「日本で最も美しい村」の内の一つです。31号線から枝分かれして山肌に張り付くように走る県道36号線をたどりました。
馬の雪形が現れたので、田植えの前に水を入れ土を柔らかく平らにする「代掻き」を始めたようです。その田んぼに白馬の山々が映っています。いいな!!と思いました。
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