詩人服部擔風作の「野間懐古」の地 １４ 法山寺

「平治二年正月、義朝公はこの地より西七百米にあった長田屋敷に逗留中、正月三日の初湯に招かれ、入浴中に長田父子に謀殺された」との当地美浜町教育委員会による説明板が立てられていました。

詩人服部擔風作の「野間懐古」の地 １３ 法山寺

義朝公の像のすぐ隣に石で囲まれ、真ん中に渡り石がある窪みがありました。これが問題の湯殿跡です。平成３年１２月３日に義朝公最期の地湯殿跡として美浜町指定文化財（史跡）に指定されたとあります。

詩人服部擔風作の「野間懐古」の地 １２ 法山寺

木漏れ日のスポットライトを浴びて「源義朝公之像」が鎮座していました。

詩人服部擔風作の「野間懐古」の地 １１ 法山寺

２０段ほどの急な石の階段を降りたところに、「源義朝公横死の湯殿水跡」の石塔とその奥に石像がありました。何も知らずに訪れたなら見落として帰ってしまったかもしれません。

詩人服部擔風作の「野間懐古」の地 １０ 法山寺

法山寺に事件があった湯殿跡があると聞いてきたのですが、案内表示などありません。お寺の山の階段脇のお地蔵さんを見ながら境内から降りてみました。詩人擔風は地元の人に案内されて階段を降りたのかもしれません。