いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

同情と同調を

2004年10月17日 | カウンセラー勉強記
長い間通ってきたこの産業カウンセラー養成講座も、
はやいものであと2回となりました。

今日は長年の謎が解けました。

それは何気ない台詞でした。

「共感によく似たものに、同調、同情があります。
 これらは非常に似ており、見分けにくいものなのです」

そうだったのか。あのとき両手から愛情を離し
その手に同情を掴んだのだと、いまさらながらに理解しました。
「この人を救わなければならない」
「人は変わるはずだ」
今にして思えば、愚かな選択でした。
しかし、自分はその選択こそが正しい道だと信じていた。

まさに、共感と同情を取り違えていた。

相手が自分の意見に同調していたことも見抜けずに。

自分自身に対しての圧倒的な不信感。

あれから、もうすぐ10年になるが、
僕はどれだけ成長できているのだろうか。

相変わらずに幼く、愚かではあるけれども、
上を向いて歩いていきたい。

自分をもう一度取り戻すために。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ふと立ち止まる | トップ | 軋んだかけら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

カウンセラー勉強記」カテゴリの最新記事