しるぼの独り言。。

三重県四日市市でしがないパソコンインストラクターしてます。コメントはブックマークの足跡帳にどうぞ(*^-^*)

「サイズを小さくすること」と「容量を小さくする」ことの違い

2006年02月12日 | パソコンインストラクター
生徒さんによく質問される項目の1つです(◎-◎;)
下記はそれをまとめたもの。

ホームページに画像をアップ(転送)・公開するにはリサイズ(大きさを小さくする作業)と圧縮(容量を落とす作業)が必要です。
デジカメは通常、買ってきてから設定を変えていないため画像のサイズも容量も大きいです。1枚で1メガを越えるのが普通で、これではホームページに載せたとき、表示されるのに時間がかかり過ぎてしまうため、折角、来訪者に写真を見てもらいたいのに全部表示されないうちに次のページに移られてしまうという皮肉なことになってしまいます。
最近のデジカメは性能がいい分、画像のサイズも大きく、高画質なため容量が大きいですので、ホームページに載せる際にはそのままでは使えず、ある程度加工する必要があります。

デジカメの写真は「画素(ピクセル)」という小さな四角の点で構成されています。高画質な画像ほど、この点の数が多いので、ある程度間引きする(点の数を減らす)作業が必要になります。

画像の保存形式も色々とあり、デジカメ写真の一般的な保存形式は「ジェイペグ(JPEG/JPG)形式です。
この形式は保存の時点である程度圧縮されています(点が間引かれている)。
そのため、大きさを小さくした、写真が暗かったので明るくした、などの補正・加工を行なって上書き保存すると画質が次第に落ちていきます。
ですので、この画質の劣化を防ぐためにオリジナルの画像は残しておいて、加工・補正した写真は別の名前を付けて保存します。

容量の単位「M(メガ)」「K(キロ)」がよく使われます。キロKの千倍がメガMです。K×1,000=M

よく質問されるのが「サイズを小さくする」ことと「容量を小さくする」ことの違いです。
例え話が適切かどうかわかりませんが、「サイズを小さくする」のは文字通り大きさを小さくするというのはわかってもらえるのですが、「容量」というのは「重さ」と考えてもらえばいいでしょう。旅行に行くのに、同じタオルを何枚も持っていってもそんなには使いません。重たく邪魔になるだけです。ですから必要最小限だけ持って軽くして出掛けますよね。