けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

第9回けっさくWorks展・2

2024-07-23 08:58:29 | 第9回「けっさくWorks展」

順路に添いまして、メイン島の作品をご紹介します。


北東サイド。


逆サイド。


ターンオーバー。


振り出しに。
ではでは、出発。


出だしは今井くんのシマシマ皿。
楽しくて仕方がない雰囲気が伝わってきます。


河口さんは、わんこのお家形のフォトフレームに、おそろいの植木鉢。


なんだか絵本の世界にさまよい込んだような・・・
通りかかると、目線が合って困ります。


これぞ主婦!
岡村さんは、お掃除コロコロの容器をぶつけてきましたよ。


アイデア商品な上に、あしらった模様も可愛い。


土岐家の三人は、お家形の小物入れに貯金箱。
なかよく、一生懸命つくってくれました。


子供の立体感覚、空間認識能力は、こうして培われます。


秋山さんの作品は、どれもアグレッシブ。


いっちん転じまして・・・彼女の手になるとこうなります。
大胆不敵にして、創造的。


サイトー(母)さんは、酒器ばっかつくってます。
お好きなのね。


柿ピーに豆腐ようにイカの塩辛を担いだハニワさんは、ひっくり返すと杯に。
毎夜、楽しいお供と過ごせますね。


工房から独立して、川越に教室を開いた名誉師範代・りょうこ女史。
しはんが死んだらこのお方に跡を継いでもらうので、よろしく見知っておいてください。


天才絵師の誕生か?
いちかちゃんです。


うむー・・・小学生の仕事とは思えません。
まったく、末恐ろしい画才です。


いちかちゃんのお母ちゃん、金田さんです。
ろくろに夢中。


・・・ですが、お茶陶にも興味が出てきました、か?
数万円に見えなくもない風格。


こちらも天才の雰囲気を漂わせる、塚越さん。


ひらめきで手を進めます。
フリーで軽やかないい加減さがたのしい。


大沢さんは、2歳になったみーくんを中心に展開。


母親になって、ますます創作意欲が充実してます。
作品世界も少し変わってきて、大進化の予感。


井口さんは、世紀の問題作で勝負。


毛を一本一本植えるという、数ヶ月がかりの労作です。
その根気とモチベーション、それに愛の深さには感じ入らされます。


みよこさんは、りんごの小物入れ。
ろくろをがんばってくれてますが、ファンシーなものにもいい感覚を発揮してくれます。


その子、そういちろうは、にゃんこ貯金箱白黒ふたり。
いいコントラストで、目立ってますね。
ちゃんとお金貯めろよ。


あずさんは、手間のかかったアクセサリー類を大展開。
別素材とのコラボが効果的。


ひとつひとつを、細かいいっちんで装飾してます。
このひとのつくるものはなんでも、なんだかおいしそう。


多彩極まる作風を持つ、サイトー(娘)さんです。
盆栽からヤモリのお家まで、バリエーション豊か。


細部にまでこだわったこのつくり込み・・・
しかもコケまで生やしちゃって、いったいどこに向かってるのでしょうか?


カラフルな飯田さんのおうち世界は、進化を繰り返して、今年はこの感じ。


見れば見るほど、あちこちに工夫が。
たくさん集めて、窓辺に大集落をつくってみたいものです。

つづきます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


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第9回けっさくWorks展・1

2024-07-19 08:20:30 | 第9回「けっさくWorks展」

生徒さんたちの作品発表会「第9回けっさくWorks展」が過日、工房を舞台に華々しく開催されました。
展示された作品をご紹介します。


まずは、レジェンド級が居並ぶろくろひな壇の作品から。
まったく、極端な個性がそろったものです。


順路通りにいきますか。
手間をかけまくった、ぬくいさんのかき氷鉢。


サイドの器面に、花札の柄をあしらいました。
描いたんじゃなく、黒化粧を掻き落として立体造形にした野心作。


大矢さんは、わんことF1から脱却し、鳥たちの世界を表現しました。
スーパーリアリズム。


うさぎさんたちも、息吹を込められたように生き生き。
まさしく神ってます。


のりこさんは、小品を展示。
ひとつひとつに気持ちが入ってます。


十二支をひとつの獣にまとめ上げたというオリジナルキャラ。
こちらも今にも動き出しそう。


なっちゃんコーナー。
天才のひらめきがそこここに散りばめられてます。


いっちんでドベを滴下してイボイボのテクスチャーにしたフグ。
当初、天井から吊るしてましたが、頭上が怖いので、こちらにお引越し。


かおちゃん擁する小暮一家は、ザリガニさんのお家で勝負をかけてきました。
やることなすこと、全部かわいいい。


水槽の底に沈め、安寧の寝ぐらとします。
んー・・・なんか本人からしたらおちおち寝てらんない感じですけど。


個性爆発の、みかさんの表現世界。
18禁のリミッターを外してきました。


陶芸教室にとどまってられない創造性と、際立った完成度。
ポテンシャルが半端ない。
とっとと海外で個展を開いて、世界にその名を知らしめよ。


こちらは、学園町方面で名を轟かせてる、コダマさんです。
工房のインスタで紹介するたびに、反応がざわめき立ちます。


今回展では、ジョイント式をぶつけてきました。
どこまで上がっていくのか、このスキルとクオリティ。
窯焚きがそろそろ恐ろしくなってきます。


多彩な作風を操る、陶芸怪人・横山くん。
にゃんこの一輪挿しと、空気圧水面押し下げ方式で水を循環させるメダカ鉢が前面。


その背後には、重厚な桃山風の茶陶作品・・・
このバラバラ感が、彼の陶芸への深い理解度を物語ってます。


要するに、やりたいことを全部やろう、という。
それが正解です(少なくとも、この教室では)。


流し掛けの達人、佐々木くんです。
チャンレンジして、いい結果を出してきます。


サボテンがまたすごい。
鉢がまた、それに負けてない。
盛りものを引き立てるのが器、と言いますが、上ものも鉢を引き立ててくれますね。
相乗効果。

つづきます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園


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