順路に添いまして、メイン島の作品をご紹介します。
北東サイド。
逆サイド。
ターンオーバー。
振り出しに。
ではでは、出発。
出だしは今井くんのシマシマ皿。
楽しくて仕方がない雰囲気が伝わってきます。
河口さんは、わんこのお家形のフォトフレームに、おそろいの植木鉢。
なんだか絵本の世界にさまよい込んだような・・・
通りかかると、目線が合って困ります。
これぞ主婦!
岡村さんは、お掃除コロコロの容器をぶつけてきましたよ。
アイデア商品な上に、あしらった模様も可愛い。
土岐家の三人は、お家形の小物入れに貯金箱。
なかよく、一生懸命つくってくれました。
子供の立体感覚、空間認識能力は、こうして培われます。
秋山さんの作品は、どれもアグレッシブ。
いっちん転じまして・・・彼女の手になるとこうなります。
大胆不敵にして、創造的。
サイトー(母)さんは、酒器ばっかつくってます。
お好きなのね。
柿ピーに豆腐ようにイカの塩辛を担いだハニワさんは、ひっくり返すと杯に。
毎夜、楽しいお供と過ごせますね。
工房から独立して、川越に教室を開いた名誉師範代・りょうこ女史。
しはんが死んだらこのお方に跡を継いでもらうので、よろしく見知っておいてください。
天才絵師の誕生か?
いちかちゃんです。
うむー・・・小学生の仕事とは思えません。
まったく、末恐ろしい画才です。
いちかちゃんのお母ちゃん、金田さんです。
ろくろに夢中。
・・・ですが、お茶陶にも興味が出てきました、か?
数万円に見えなくもない風格。
こちらも天才の雰囲気を漂わせる、塚越さん。
ひらめきで手を進めます。
フリーで軽やかないい加減さがたのしい。
大沢さんは、2歳になったみーくんを中心に展開。
母親になって、ますます創作意欲が充実してます。
作品世界も少し変わってきて、大進化の予感。
井口さんは、世紀の問題作で勝負。
毛を一本一本植えるという、数ヶ月がかりの労作です。
その根気とモチベーション、それに愛の深さには感じ入らされます。
みよこさんは、りんごの小物入れ。
ろくろをがんばってくれてますが、ファンシーなものにもいい感覚を発揮してくれます。
その子、そういちろうは、にゃんこ貯金箱白黒ふたり。
いいコントラストで、目立ってますね。
ちゃんとお金貯めろよ。
あずさんは、手間のかかったアクセサリー類を大展開。
別素材とのコラボが効果的。
ひとつひとつを、細かいいっちんで装飾してます。
このひとのつくるものはなんでも、なんだかおいしそう。
多彩極まる作風を持つ、サイトー(娘)さんです。
盆栽からヤモリのお家まで、バリエーション豊か。
細部にまでこだわったこのつくり込み・・・
しかもコケまで生やしちゃって、いったいどこに向かってるのでしょうか?
カラフルな飯田さんのおうち世界は、進化を繰り返して、今年はこの感じ。
見れば見るほど、あちこちに工夫が。
たくさん集めて、窓辺に大集落をつくってみたいものです。
つづきます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
生徒さんたちの作品発表会「第9回けっさくWorks展」が過日、工房を舞台に華々しく開催されました。
展示された作品をご紹介します。
まずは、レジェンド級が居並ぶろくろひな壇の作品から。
まったく、極端な個性がそろったものです。
順路通りにいきますか。
手間をかけまくった、ぬくいさんのかき氷鉢。
サイドの器面に、花札の柄をあしらいました。
描いたんじゃなく、黒化粧を掻き落として立体造形にした野心作。
大矢さんは、わんことF1から脱却し、鳥たちの世界を表現しました。
スーパーリアリズム。
うさぎさんたちも、息吹を込められたように生き生き。
まさしく神ってます。
のりこさんは、小品を展示。
ひとつひとつに気持ちが入ってます。
十二支をひとつの獣にまとめ上げたというオリジナルキャラ。
こちらも今にも動き出しそう。
なっちゃんコーナー。
天才のひらめきがそこここに散りばめられてます。
いっちんでドベを滴下してイボイボのテクスチャーにしたフグ。
当初、天井から吊るしてましたが、頭上が怖いので、こちらにお引越し。
かおちゃん擁する小暮一家は、ザリガニさんのお家で勝負をかけてきました。
やることなすこと、全部かわいいい。
水槽の底に沈め、安寧の寝ぐらとします。
んー・・・なんか本人からしたらおちおち寝てらんない感じですけど。
個性爆発の、みかさんの表現世界。
18禁のリミッターを外してきました。
陶芸教室にとどまってられない創造性と、際立った完成度。
ポテンシャルが半端ない。
とっとと海外で個展を開いて、世界にその名を知らしめよ。
こちらは、学園町方面で名を轟かせてる、コダマさんです。
工房のインスタで紹介するたびに、反応がざわめき立ちます。
今回展では、ジョイント式をぶつけてきました。
どこまで上がっていくのか、このスキルとクオリティ。
窯焚きがそろそろ恐ろしくなってきます。
多彩な作風を操る、陶芸怪人・横山くん。
にゃんこの一輪挿しと、空気圧水面押し下げ方式で水を循環させるメダカ鉢が前面。
その背後には、重厚な桃山風の茶陶作品・・・
このバラバラ感が、彼の陶芸への深い理解度を物語ってます。
要するに、やりたいことを全部やろう、という。
それが正解です(少なくとも、この教室では)。
流し掛けの達人、佐々木くんです。
チャンレンジして、いい結果を出してきます。
サボテンがまたすごい。
鉢がまた、それに負けてない。
盛りものを引き立てるのが器、と言いますが、上ものも鉢を引き立ててくれますね。
相乗効果。
つづきます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園