堂々たるM.V.P.、そしてそれを含む三冠を達成したのは、陶芸怪人・横山さんでした。
おめでとうございます。
首振りニャンコ。
鉄の重しなども用いて、よく考えられた構造です。
ニャンコが狙う、サンマ皿。
この絵付け、「ティッシュ画」というこのひとが創始した画法で、くわしい説明はしませんが、ものすごい手間がかかってるのですよ。
梅の巨樹が大胆に配されたこの大鉢は、器部分をろくろ成形したのち、さらに上半分に同じ径の器を挽いてかぶせ、ハンドルの部分だけを残して切り抜いたものです。
怪人にしか発想できない、天才的にしてかつ非効率なプロセスと言えましょう。
ふたつとも中央がヘタッちゃったのは、今後の課題でしょうか。
鉢には、展示途中から、メダカと金魚が入りました。
うねる巨樹の見事な枝っぷりを見上げて泳ぐ金魚ちゃんたち。
この練り上げられた世界観が、受賞をもたらしました。
脱帽するしかありません。
感激の受賞時の模様です。
ご褒美はもちろん、大瀧ちゃん家の「肴・雲龍」さんの3000円チケット。
一家でおいしいものを食べて、お祝いしてください。
次席は花下さんでした。
みなさん、次回もがんばりましょう。
また1年半後に~。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園