けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

シブいいろいろ

2017-04-27 09:24:21 | 日記
「器はつくらないの?」と思われちゃ困るので、そっち方面も。
シブい焼き方特集です。


まずは還元焼成の花、粉引きの御本手シリーズ。
桜の季節にぴったしの器です。
久保田さんの大鉢。


取り皿とおそろいになってます。


柏木くんの刷毛目皿いろいろ。
どれがタタラでどれがろくろ挽きか、わかりません・・・


横山くんの、背高器。
キャットフードを入れるのだそうで。


進藤さんの、粉引き二種。
左が長石系の釉、右が石灰系。
御本の出も違ってきます。


ジンさんの、湯呑み。
奥さんにほめてもらえそうな、なかなかの出来栄え。
春の器、って感じですね。


お次に紹介しますは、焼き締め。
山田画伯の飯碗は、炭化焼成で黒と金とのコントラストを出してみました。
なにをつくっても、なんとも言えない独特のフォルムがいいですね。


久保田さんのまな板皿は、ワラを上に置いて焼く緋だすき技法。
立派。


一方、こちらは薪窯で焼いたもの。
見事な牡丹餅が現れました。


サイドには灰も食いついて、なかなかの風格。
窯の中で、こちらが火前だった、という証です。


黒田さんの魚皿は、薪窯ののちに、工房の窯で炭化焼成したもの。
見事な景色が映り込みました。


裏側に黄金がきちゃった。
色が乗るメカニズムがわかんないんで、まだまだ試行錯誤です。


宮下さんの備前花器。
シンプルな形ですが、薪窯で灰がかぶるだけで、こんなにも重厚な焼き上がりになるのですね。




横山くんの酒器は、さすがの土選び。
薪窯で焼いたときに最高の効果を発揮するように、土数種を混ぜ合わせます。
その配合比は、彼自身しか知りません(その場限りのテキトー、という情報もありますが)。


磁器作品を炭化にしちゃった児玉さん。
意外に面白い焼き上がりで、上々。
焼成はいつも実験です。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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