けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

続・タタラでつくる

2019-03-12 08:29:28 | 日記
タタラづくり、展開編。


基礎を学んだら、応用に進みましょ。
まずは小手調べに、大瀧さんの苔玉皿。
分厚く伸ばして、へこみ型に掘り込みました。
苔玉も安定。


黒も、二色の釉をぬり分け。
マットとツヤで、面白いコントラストに仕上がってます。


同じ人物が同じ技法でさらに展開。
お子様プレート。
丹念に掘り込みました。
そこに白化粧、さらに絵付け。
手が込んでます。


河鍋さんの、鍋敷き。
色のチョイスが秀逸。


紅葉の透かし部分に、赤をのっけました。
これだけで、劇的な印象です。
鍋に敷くのがもったいない。


お皿ものも、へりを急勾配に立ち上げるとまた違ったたたずまいになります。
浅鉢から深鉢まで、用途に応じて。
ハムスターシリーズは、新井さんの。


さらに、ドン。
半球型にまで立ち上げました。
押切さんの、毛糸玉ボウル。
透かしも入って、楽しいつくり。


垂直に立ち上げると、こんなドラ鉢に。
スリットを何箇所かに入れて折りたたみ、成形しました。
じんさんの作品に、大野さんのゴブレットを合わせてみました。




もはや山田画伯の代名詞。
タタラで伸ばした土板をパイプに巻きつけるタイプのマグです。
一個15分でつくっちゃいます。
そのフリーさ加減でしか、このナチュラルなラインは出せません〜。


こちらは、きっちりと時間をかけてます。
サチコさんの・・・ビアジョッキ?は、ぞうがんの唐草模様。
青地も鮮やか。
カルピスかサイダーでもいいですね。


再び河鍋さんの。
土板でパーツさえつくれば、どんな立体にも起こすことができます。
考えて、試して、どんどん展開して、楽しい世界をつくっていきましょ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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