けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

薪窯作品/みなさん

2013-12-18 09:36:34 | 日記
年に二回の薪窯焼成。
家宝級が目白押しです。


まずは、大瀧さんの徳利。
みちみちと張った胴体に灰がのって、風格があります。


こっちは、同じく大瀧さんの肩掛けツボ(?)。
炎との戦いに敗れ、ハンドルがへたりました。
だけど、かえって面白くなったかも。
登り窯の中ではものすごいカロリーがせめぎあってるんで、つくりが弱いとこんな現象が起きたりします。


横山さんの、端整な面取りマグ。
いい肌合いになりました。




横山さんは、よく薪窯のことをわかってますね。
その理解が進むだけで、名品をものにすることができます。


伊藤(百)さんの、手びねり花生け。
なんだか人間みたいなたたずまい。


山田さんの、お父ちゃんにあげるタンブラー。
これはよろこんでもらえますね。


波多野さんの、そば徳利。
お店で使えそうです。


カミクボさんのアミアミボックスも、灰をかぶってきました。
より奥行きが出たかも。


石本さんの、花入れとぐい呑み。
冬の一夜をシブく過ごせそう。


佐藤(直)さんの、果物シリーズの大鉢。
ファンシーなのに、重厚です。
このスケール感、伝わるかなあ・・・

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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タタラもの/みなさん

2013-12-13 09:05:22 | 日記

しはんのシマシマ皿です。
まっ白な土でタタラのお皿をつくったら、ゴスで絵を描くのが一般的な技法ですよね。


こんな感じ。
大野さんの、豪快な染め付け皿。


へりにちょっと工夫をこらすと、こんな洒落たお皿になります。
大瀧さん作で、お父ちゃんのお店「肴・雲龍」さんで実際に活躍中の品です。




こちらも大瀧さん作の、アイスペール。
お父ちゃんは、壊れるのが恐くてお客様の前に出せないみたいです。


こちらは、唐木田の手打ちそば屋さん「蕎千花」さんで使われてる、陶板焼き用の器。
鍋土を用いてるので、フキ味噌などをのっけて、直接に火にかけられます。
若きそば打ち職人・波多野さんの作。


こちらも蕎千花・波多野さん作の、小鉢。
こんな器でおいしいものを供されたら、お客さんのテンションも上がりますね。


料亭で使われてるような風格のまな板皿は、まさやくん(中1)の作品。
海原雄山がつくった、と言われても、みんな信じちゃうんじゃないですかね。
なまいき~。




中山さんの、ぞうがんのお皿二種。
はんこをペタペタ押したり、蚊帳の目をこすり込んだり、葉っぱを押しつけたりして溝をつくり、そこに化粧土を埋めて、模様を浮き立たせる技法です。


こちらは、撥水剤で絵を描いて、釉薬で彩色したバナナ皿。
本田さんの大作です。


タタラでつくった土板を立体的に立ち上げて、マグにしちゃったのは、花下さん。
精密で、デザインも美しい逸品です。
いろいろに展開できるんですね、タタラ技法。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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