けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

いろんなもの/みなさん

2015-04-16 09:11:09 | 日記
ごちゃごちゃにたまった分を、いっきょ蔵出し。


お骨壺です。
黒田さん作。
静謐で厳粛なたたずまい。


一転、ポップでキッチュなフリーカップは、花下さんの。


こちらもです。
どこからインスピレーションがわくのか、彼女の作品はどれも、緻密なのにアドリブ的です。


その相方・ユタカさんも負けてません。
細かい仕事を淡々とこなします。


わざわざ難しい仕事を選んで、修練にはげむかのように没頭。
こちらは絵ではなく、ぞうがんものです。


撥水剤で絵付けをして、その上からルリ釉。
結局、「きらいなのにな」と本人が言う細かい仕事が、本当は大好きなのです。
もっと細密を目指せー。


こちらも撥水剤の絵付け。
梵字がめぐらされたカレー皿は、田中さんの。


一方、正統派の染め付けは、湯浅さんのデビュー作。
この優雅な世界を、どんどん育ててほしいです。


榊原さんは、ついにろくろでワインカップを造形。
この成形方においては、まったくケズリを入れないのですよ。
技術の極みです。
・・・も少し改善の余地はありそうですが。


ろくろに一心にはげむジンさん。
ピタリとそろうものをつくってこい、と母ちゃんに言われて、がんばってます。
器制作は、収納の段階まで考えなきゃね。


収納に苦労しそうな酒器は、波多野さんの。
薪窯で焼いたものです。
いい灰がかぶったり、かぶらなかったり・・・
自然釉は気まぐれです。


銀河長皿。
小林(麻)さんの作。


こちらは、夜空みたいな六角銘々皿。
宇宙がテーマなんでしょうか?
星影が食卓を彩ります。


木戸さんの、市松(チェック)練り込み角皿。
ピンクの練り込み土を交互に配した労作です。
かわいくできました。


・・・が、練り込み技法のワナが。
入念に付けないと、接着面が裂けやすいのです。
だけど、これはこれで使っちゃいましょう。


ついにできた!
山口さんの土鍋です。
なかなか堂々としたたたずまい。
どうか温かい夜を。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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クチバシもの/みなさん

2015-04-02 11:30:19 | 日記
作陶の頂点。
急須づくりは、みんなの憧れです。
そんな「クチバシもの」特集。


手びねり急須、銘「芳一」。
耳にだけ経を書き忘れたあの怪談にちなんでます。
しはん作。


こちらもしはんのお手本。
焼き締めた手びねりものです。


いじちさんの、ポット。
ファンシーな絵は、白化粧によるもの。


テディのコーヒードリッパーも、いじちさんの。
いろいろに展開してます。


大矢さんの、ティーポット。
ヨーロピアンなフォルム。


りょうこ女史の急須は、スタンダードな形。
売れ筋です。


河鍋さんの、特殊な形状の急須。


クチバシの奥で、茶葉をこします。
苦心作ですが、よくお茶が出るそうです。
実用新案。


大瀧さんの、しょうゆ差し。
にゃんこ式。


手から、シッポから、おしょうゆが出ます。
かわゆすぎ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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