生徒さんたちの作品発表会「第9回けっさくWorks展」が過日、工房を舞台に華々しく開催されました。
展示された作品をご紹介します。
まずは、レジェンド級が居並ぶろくろひな壇の作品から。
まったく、極端な個性がそろったものです。
順路通りにいきますか。
手間をかけまくった、ぬくいさんのかき氷鉢。
サイドの器面に、花札の柄をあしらいました。
描いたんじゃなく、黒化粧を掻き落として立体造形にした野心作。
大矢さんは、わんことF1から脱却し、鳥たちの世界を表現しました。
スーパーリアリズム。
うさぎさんたちも、息吹を込められたように生き生き。
まさしく神ってます。
のりこさんは、小品を展示。
ひとつひとつに気持ちが入ってます。
十二支をひとつの獣にまとめ上げたというオリジナルキャラ。
こちらも今にも動き出しそう。
なっちゃんコーナー。
天才のひらめきがそこここに散りばめられてます。
いっちんでドベを滴下してイボイボのテクスチャーにしたフグ。
当初、天井から吊るしてましたが、頭上が怖いので、こちらにお引越し。
かおちゃん擁する小暮一家は、ザリガニさんのお家で勝負をかけてきました。
やることなすこと、全部かわいいい。
水槽の底に沈め、安寧の寝ぐらとします。
んー・・・なんか本人からしたらおちおち寝てらんない感じですけど。
個性爆発の、みかさんの表現世界。
18禁のリミッターを外してきました。
陶芸教室にとどまってられない創造性と、際立った完成度。
ポテンシャルが半端ない。
とっとと海外で個展を開いて、世界にその名を知らしめよ。
こちらは、学園町方面で名を轟かせてる、コダマさんです。
工房のインスタで紹介するたびに、反応がざわめき立ちます。
今回展では、ジョイント式をぶつけてきました。
どこまで上がっていくのか、このスキルとクオリティ。
窯焚きがそろそろ恐ろしくなってきます。
多彩な作風を操る、陶芸怪人・横山くん。
にゃんこの一輪挿しと、空気圧水面押し下げ方式で水を循環させるメダカ鉢が前面。
その背後には、重厚な桃山風の茶陶作品・・・
このバラバラ感が、彼の陶芸への深い理解度を物語ってます。
要するに、やりたいことを全部やろう、という。
それが正解です(少なくとも、この教室では)。
流し掛けの達人、佐々木くんです。
チャンレンジして、いい結果を出してきます。
サボテンがまたすごい。
鉢がまた、それに負けてない。
盛りものを引き立てるのが器、と言いますが、上ものも鉢を引き立ててくれますね。
相乗効果。
つづきます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園