けっさくWorks

森魚工房作品の展示サイトです。
しはんのお手本と、歴代生徒さんたちが生み出した名品の数々をごらんあれ。

志野、織部/石本さん

2014-08-30 12:22:50 | 日記
展覧会を顧みるのはこのへんでおしまいにして、通常の作品紹介にもどります。

御とし70ん歳の、プロフェッサー・石本さん。
お茶陶の道を究めようと、日々、ろくろと対峙して精進です。


あらら、割れちゃいました。
・・・がっ!



陶芸には、「金継ぎ」という修繕方法があるのです。
ヒビを漆で埋めて、銀(本来はもちろん金)を貼っ付けます。
工房塾頭・O氏が、ボランティアでいい仕事をしてくれました。


おかげで、以前よりも風格が増しました。
名碗「びしゃもん」の誕生です。


他にもいろいろな志野が目白押し。
面取りの茶碗。


湯呑みやら、ぐい呑みやら。
やはり志野には迫力がありますね。




こちらは、織部の絵皿。
筆の運びも熟れたもの。
数寄者の遊び心を存分に発揮なさってくださいな。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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第4回「けっさくWorks展」完結

2014-08-19 07:49:09 | 第4回「けっさくWorks展」
さて、いよいよM.V.P.の発表です。
数あるけっさくの中から、栄えある最高賞に輝くのは・・・








↑こちらは、制作中の模様です。
というわけで、M.V.P. goes to・・・




工房塾頭・大矢さんです。
工房展4回めにして、満を持しての初受賞。
















F1マシーンの精密さも、わんこ、にゃんこたちの存在感も、圧倒的。
精進と持続がもたらした栄冠といえましょう。
賞品は、「雲龍」さんのお食事券。
おめでとうございます~。

では、また二年後の「第5回けっさくWorks展」でお会いしましょう。

fin

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第4回「けっさくWorks展」5

2014-08-18 09:20:21 | 第4回「けっさくWorks展」
お待たせしました。
「第4回けっさくWorks展」における、各賞受賞者の発表です。
賞は、展覧会場に足を運んでくださった方にアンケートをお願いし、その集計により決定されます。
では、「期待したいね賞」から。


しはん「発表します!」
よめ「だらららららららららら・・・(ドラムロール)」
しはん「期待したいね賞はっ」
よめ「だらららららららららら・・・」
しはん「したいね賞は・・・」
よめ「だらららららららららら・・・」
しはん「長いわっ」
・・・ってのをよめはんと練習したんだけど、結局恥ずかしくてやらなかったな。
閑話休題。
つわけで、期待したいね賞は、「1時のいじち」こと、伊地知さんでした。




多彩な技法と、丁寧な仕事っぷりで、評価を得たようです。
賞品は、「ラ・ピエス」さんのお食事券。
おめでとうございます。

さて、次に、「がんばったね賞」の発表です。


しはん「がんばったね賞の受賞者は・・・」
よめ「だらら、だだんっ!」
しはん「はやっ」
・・・ってのも練習したんだけど、結局バカバカしくてやらなかったな。
もう少しブラッシュアップして、次回に試してみようっと。
閑話休題。
つわけで、がんばったね賞は、ここんとこ作家活動で活躍著しい、カミクボさんでした。






おなじみのワレモノロボット世界。
こいつで世に打って出て、どこまで伸びるか、乞うご期待です。
賞品の「万笑」さんのお食事券は、工房宴会でパーッと使ってくれちゃいました。
サンキュー。

つづきます

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第4回「けっさくWorks展」4

2014-08-12 23:35:58 | 第4回「けっさくWorks展」
工房に通ってくれてる、小さな天才たちの作品です。


卓球部のまさやくん(中2)。
卓球台に、ラケットとボールを配置し、釉薬でぬり分けました。
すごいアイデア!




たくP(中2)は、お花見の宴会の模様を下絵で再現。
発想がおっさんですが、なかなかの出来映え。
湯豆腐鍋と、湯呑みのチェック柄も、どういうわけかおっさん好みな風合い・・・
なんでだ~?


ゆうたろうくん(中2)は、ペタペタすき間象嵌四角鉢で勝負。
かっこよく仕上がりました。


羽柴家嫡男のはるくんは、撥水剤で描いた地図のお皿。
「道」が大好きなのです。


榊原家のむつきちゃん(小2)は、写真立てと、お絵描き皿に、タタラマグ。
とても一生懸命な子で、生真面目さが作品に現れてますね。
笑顔もかわゆい。

つづきます

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第4回「けっさくWorks展」3

2014-08-07 09:38:52 | 第4回「けっさくWorks展」
奥の島、通称「床の間」には、大物たちが勢揃い。
イカツさで勝負です。


炭化で焼きしめた、山口さんの筒花生け。
華道の先生でもある石本夫人に、お花を生けてもらいました。
枯淡な色合いの器に、瑞々しい花が映えます。


こちらは横山さんの、名物花入れ「からたち」写し。
登り窯の最前列で灰に埋もれてた、ちょっと類を見ないほどの壮絶な作品。
家宝にしましょ。


こちらも横山さんの薪窯もの。
灰のかかりも、牡丹餅も、申し分なし。
このひとの作品は、土のセレクトが絶妙なのです。


打って変わって、横山さんの「亀カメ」。
亀のみどりちゃんを飼育するための巨大鉢です。
ろくろ挽きでこのサイズは、工房レコード。
スケールといい、繊細な色つけといい、陶芸怪人の面目躍如。


トリケラトプスは、黒田さんの工作。
息子のまちくんのリクエストに、見事に応えてみせました。
今にも動きだしそう。




百鬼夜行をモチーフにしたカメは、田村さんの労作。
こいつでぬか漬けをつくるのです。
キュウリが一本、丸ごと横に入るサイズ。
食べたら、妖怪が夢に出てきそう。


しはんのシーサー、銘「ソクラテス2世号」です。
登り窯内でなんらかの神の力が働いたらしく、お隣の湯呑みが、ぽとん、と右手の甲に。
これはこれで、陶芸の醍醐味なのでした。

つづきます

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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