sibasenn気ままな旅日記&日常のつぶやき

東海道53次ウォークや気ままなバックパッカーの旅日記を写真もまじえて報告&日常のつぶやき

チェルノブイリ原発事故から30年目の実相 その2

2018-10-18 11:07:30 | チェルノブイリ原発事故から30年目の実相
2016年12月9日朝8時、ウクライナ首都キエフの中心にある広場に集合。

チェルノブイリ原発事故ツアーは、2010年12月21日から始まった。ウクライナ政府が原発事故付近への立ち入りを正式に認めたことによる。私が利用したのは上記の会社だったが、他にもツアーを催している会社があるようだ。
今日のツアー参加者は私たち2名の他に運転手とガイド含め全部で10名。受付の時に、ガイガーカウンター(放射線量測定器)をレンタルする。なお測定器の値は0.1μ(マイクロシーベルト)であった。

8時15分にバスは出発。キエフから北に135キロ、バスで約2時間かかる。

バスの中では、チェルノブイリ原発事故に関わる映像が流れさていた。また誓約書にもサインさせられた。いわゆる被曝したとしても一切の責任を負わない、自己責任という内容らしい。
途中のトイレ休憩を挟んで約2時間、原発事故から30キロ地点に着いた。するとここで全員バスからおろされた。
(上記の写真は私が撮ったものではなく、ネット上から拝借)

ここでパスポート審査を受けた。立ち入りが厳重にチェックされている。一瞬緊張が走る。
再びバスに乗る、整備されたまっすぐな道路を走る。雪は降っていなかったが、道路の脇には残っていた。
そうそう、レンタルした測定器は、バスの中でもなんの反応も示さなかったので、壊れているのだろうくらいにしか思っていなかった。

つづく