9時過ぎにホテルを出る。
東海道と中山道の分岐点から今日の東海道53次ウォークを始める。
昔の面影をかすかに残す町並みを歩くと、
やがて、江戸方の入り口を示す道標にさしかかる。
国道1号線と交差するあたりで、
車が激しく行き交う道を横目に旧東海道を歩く。
向こうに野洲市にある近江富士が見える。
また藤の花が咲き乱れる棚も。
こうしたものに目を癒されながら歩くと、目川一里塚(栗東市)へ。
ここはひょうたんが有名らしい。
ひたすら自分の田舎を思い出させてくれる道を歩く。
道中で珍しい形の松(肩かえの松)をみる。
旅人足等がこの松の木の下で休憩し、荷物を担う肩をかえたところ
またこの辺りからは近江富士がきれいである。
やがて六地蔵一里塚
和中散本舗(家康が腹痛を起こした時、この薬を服用し快方に向かったことで「和中散」と名付けられた)
1時過ぎに石部宿・京方入り口
石部一里塚
そして1時半ごろに昼食をとる。
なお、近くにあったお菓子屋さんで食べた、おばあちゃんが作っているいちご大福はうまかったな。
石部宿には、旅人の目を楽しませてくれる工夫がいっぱい!
石部宿を出た頃から雲行きが怪しかったが、湖南市三雲の夏目一里塚あたりから雨が降ってきた。
今日のウォークは草津線三雲駅までとする。
なおこの辺りは猿飛佐助のふるさとらしい。
今日は草津宿から石部宿、三雲駅までで20キロ、実際は23.7キロ、3万3千歩である。
よく歩きました。
ちなみに三雲駅には宿がなく、雨の中をタクシーで15分ほどのホテルに向かう。