sibasenn気ままな旅日記&日常のつぶやき

東海道53次ウォークや気ままなバックパッカーの旅日記を写真もまじえて報告&日常のつぶやき

オーストラリア、ニュージーランドの旅〜気ままに感じたままに No.1

2023-07-29 22:48:51 | 2023年オーストラリア・ニュージーランドの旅
こんにちは、sibasennです。

突然ですが、今(7月29日)オーストラリアのシドニーにいます。
日本は毎日40℃近い猛暑の日々が続き、お仕事や生活が本当に大変な中、
とても恐縮ですが、日本と季節が真逆のオーストラリア・ニュージーランドの旅に出ています。

7月25日の夜に関空を飛び立ち、
26日の早朝5時頃にオーストラリアの北の玄関口であるケアンズに到着。
熱帯雨林の世界遺産、キュランダへ。
行きは鉄道で、帰りはスカイレールで満喫!
翌27日は、グレートバリアリーフを代表するグリーン島へ。
28日はケアンズ市内散策。
その夜に、飛行機でシドニーに入りました。

ケアンズに来てびっくり!
あっちこっちから日本語が聞こえてくるので、
外国にきている感覚が湧きません。
夏休みに入ったからでしょうか、
小中高生の団体、大学生グループ、子ども連れの若い家族など、
本当に日本人比率の高さにびっくり!
そう言えば、ケアンズの空港から市内まで
タクシーをシェアした人も若者でした。

そして何よりも涼しいこと。
ケアンズは比較的赤道に近いところなので、
日本の季節と真逆と言っても25℃程度。
泳いでいる人もいるくらいです。
今後オーストラリアを南下していくので、気温は下がっていきますが、
それでも15℃前後でしょうか?
日本で仕事や生活をしている方たちには、本当に申し訳ないくらいです。

ただ熱帯雨林気候なので、ケアンズは雨が多かったです。
特に1日目のキュランダでは、スコールのような激しい雨に何度も見舞われました。

さて、オーストラリア・ニュージーランドのバックパッカーの旅は、
お盆過ぎに帰国予定なので、その後にブログで紹介しますが、
何回かダイジェスト版として報告していきます。

よろしくお付き合いください。
最後に、キュランダ鉄道の写真を一枚


「世界の車窓から」のようにはいきませんが、、、。

ではまた




東海道53次ウォーク第11弾(箱根〜小田原 23年6月21日)

2023-07-21 14:29:00 | 東海道旅日記
こんにちは、sibasennです。

23年6月21日

7時前に気持ちよく目覚める。
朝食前に、誰もいない温泉につかる。
眼下には晴れ渡った芦ノ湖が広がっていた。

朝食会場に行くと、数組が食べていたが、
ほとんどは外国人客(アジア系)であった。
日本旅館なので、我々はあたりまえにお膳の前に正座して食べていたが、
外国人には苦痛なのだろう。
立膝をついたり、立ったままで食べる人もちらほら。
お給仕のおばあさんは、「モア ライス?」と言いながら
愛想よくせっせと世話をしていた。
「低い椅子でも用意してあげたら」と思いながらも声には出せず。

するとヨーロッパ系の家族があらわれた。
和食ではなく、パンやベーコン・目玉焼き、サラダや飲み物などの洋食が用意された。
同時に低い椅子も準備された。
すると「私にも」とアジア系の客が要求したのだろう、
何人かに低い椅子が用意された。
鯵の干物など和食も食べていた。
朝食の一コマであったが、和食・洋食、椅子の準備など、
お客のリクエストにどう応えるかを考えさせられた一場面であった。
せっかく「モア ライス?」と、愛想よくお世話できていたのに、、、

さて、8時50分頃にはチェックアウトを済ませる。


(8時54分ごろ)
お世話になったホテルの看板も見える。

(芦ノ湖 8時56分)
運がよければ、ここから富士山が見えるらしいのだが、
今日もやっぱりダメでした。

さて、いよいよ東海道53次ウォークのスタート。

(9時ごろ)
杉の木立の中を、気持ちよく歩く。



(9時10分ころ)
石畳の下り坂が続く。


(天カ石坂 9時40分ごろ)

歩き始めて1時間ほど、絶好の休憩ポイントに着く。

(甘酒茶屋 10時過ぎ)
箱根宿と畑宿のちょうど中ごろにある。
箱根の関所を無事通過できた旅人にとって
安堵のため息とともに小休止とる場所だった。

昔の旅人を偲んで、甘酒と力餅をいただく。

隣には、箱根旧街道資料館もあるので立ち寄る。

さて、ここを過ぎると、県道732号線と盛んに交差するようになる。
勾配が急で道幅も狭く、いわゆる七曲りとも並行したり、横切ったり。
東海道を歩いてるかと思うと、732号線に出て車の危険を感じながら歩く。
県道を外れたかと思うと、石畳の急坂を下っていく。
この繰り返しで、足の疲れもピークに達する。
畑宿までの距離が1里、約4キロよりももっとあるように感じる。
このしんどさは写真ではつたわらないでしょうが、、、


(10時40分ごろ)

(10時50分ごろ)
途中で何組かのウォーカーと出会う。
ずっと坂道をのぼってきたのだろう。
そのしんどさは経験したものでなければわからないだろう。
我々は我々で、ずっと坂をくだってきたのである。
足がガクガクする。

(10時55分ごろ)

(11時30分ごろ)

(大澤坂 斜めの排水路 11時45分ごろ)
排水路は、上流側に小さな石、
下流側に大きなる石を斜めに敷き、
段差をつくっている。


(畑宿一里塚 11時50分)

ようやく、今日初めての一里塚。
茶屋での休憩含め、およそ3時間。

こんな調子では、小田原まで歩くなんて無理ではない?
そんなことも頭によぎり、
箱根湯本の日帰り温泉でも利用しようかとも考えた。

箱根旧街道地図
いくつもの急坂、距離や時間の目安が書かれている。


ここ畑宿は間宿であり、寄木細工でも有名。

(畑宿 11時55分ごろ)

もう坂道はないだろう、
あとはこのまま県道732号線を歩けばいいだろうと油断していると、
山道に入るようにと標識が、、、


(12時ごろ)



(12時15分ごろ)
山道も15分程度、やがて県道732号線に出る。
しばらく県道を歩く。
基本的にはアスファルトの下り坂なので歩きやすい。

(女転ばし坂あたり 12時40分ごろ)

馬に乗った女性が、この付近で落馬し死んだことから
「女転ばし坂」と言われるようになったとか。

このあたりには大きな宗教施設がいくつもあった。
歩き疲れたので、水分補給も兼ねて、しばしベンチで休む。

続いて奥湯本温泉のホテルや旅館がいくつも建ち並ぶ。


(湯元茶屋一里塚 13時45分ごろ)

今日二つ目の一里塚。
ここまでおりてくると、やっぱり予定通り小田原まで行くか。

お腹も空いてきたので、
食べられるお店はないかと検索し始めるが、
適当なお店はなかった。

途中、早雲寺にも立ち寄る。


(早川 三枚橋 14時40分ごろ)
向こうに箱根湯本駅が見える。

少し進んだところに喫茶店があるらしい。
そこまでなんとか頑張ろう!

箱根登山電車と並行しながら歩く。
時折り電車が走る。

東海道を少しそれてその喫茶店に着くと、
無情にもなんと臨時休業の張り紙。

気を取り直して、歩き続ける。
お腹はもうペコペコ。


(風祭一里塚 15時30分ごろ)

本日、3つ目の一里塚。

空腹も限界!
風祭駅付近に、
かまぼこで有名な鈴廣のお店があるということで向かう。
蕎麦やビュッフェやカフェのお店が3店舗あった。
営業時間との関係で、蕎麦店を選ぶ。
4時頃にようやくお腹を満たすことができた。

もう小田原の街中も近い。

東海道新幹線の下をくぐり、
板橋見附で国道1号線と合流し、
今度は東海道本線の下をくぐり、
小田原が発祥の地である「ういろう」を越え、
御幸の浜交差点で本日の東海道53次ウォークを終了する。
本日のウォークは、6時間45分、24キロ、32000歩であった。
17時を過ぎていた。


(小田原城 お堀 17時20分ごろ)
お堀の遊歩道で、しばらくの間ベンチに座り、休憩する。

(小田原城 18時過ぎ)
お城の中には入らなかったが、しばらく周りを散策。
こんな時間でも外国人観光客がたくさん見学していた。

19時前に小田原駅に向かう。
夜行バスは小田原を20時20分に発車する。
まだ1時間ほど時間がある。
16時頃にお蕎麦を食べたので、
お茶でも飲んで時間をつぶすことにした。

20年前にも小田原に来たことがあるが、
その時とはだいぶ駅構内や駅前の雰囲気が変わっていてびっくり!
ミナカ小田原(東口南方)とかラスカ小田原(東口直結)とか、
おしゃれな雰囲気に期待が膨らむ。

ミナカ小田原にあるコーヒーショップに入った。
ところがところかである
閉店までまだ1時間はあるというのに、
ホットコーヒーは売り切れていたのである。
コーヒーはエスプレッソしかないとのこと。

コーヒー専門店と銘打っていたので期待していたのに、、、。
がっかりどころか怒りさえ込み上げてきた。
憮然とした気持ちで、エスプレッソをぐいっと飲む。

コンビニでパンを買ってバスに乗り込む。
20時20分に小田原を出たバスは、三島や沼津、新富士なとに寄り、
次の朝、7時前に大阪・なんばに着いた。

さて東海道53次ウォークは、
江戸・東京まであと20里・80キロというところまできている。
もうゴールも目前です。
ただ、夏は暑いのでお休みして
秋から冬にかけて歩こうと思っています。
またよろしくお願いします。

さていきなりですが、
7月25日から8月17日までの約3週間、
オーストラリア・ニュージーランド方面へ、
バックパッカーの旅に出かけます。
その様子も少しずつブログで紹介していきますので
またお付き合いください。

今日はここまで
ではまた






東海道53次ウォーク第11弾(三島〜箱根 23年6月20日)

2023-07-11 18:59:00 | 東海道旅日記
こんにちは、sibasennです。

23年6月20日

前日(19日)、大阪・なんば9時35分発の夜行バスで、三島に向かう。
翌朝(20日)朝6時ごろ三島駅に着く。

三島駅あたりは新幹線から富士山を見ることができるので期待したが、
残念ながら雲の中でした。


(三島駅 6時ごろ)
駅前に6時から開いているコンビニがあり、
その続きにイートインできる場所があったので、
パンや飲み物を買って食べた。
ただその場所は大学の施設らしく、
イートインできる場所としても開放しているらしい。

駅構内でトイレも済ませ、広小路駅まで歩くことにした。


なかなか雰囲気のいい街並みである。

10分ほどで広小路駅に着く。

(広小路駅 7時過ぎ)

ここからが東海道53次ウォークの始まりである。


小さな川の流れと木々、なかなか情緒ある街並みである。

(三島宿本陣跡地)

すぐに三嶋大社に着く。

(三嶋大社 7時25分ごろ)
伊豆に流された源頼朝が源氏再興を祈願したことでも有名。
ちょっと散策する。

錦鯉も気持ちよさそうに泳いでいる。

(新町橋 7時40分過ぎ)
ここから富士山が見える場所で、安藤広重も雪景色の富士山を描いている。
しかしやっぱり雲に隠れていた。

東海道本線と交差する地点まで歩く。

(箱根旧街道入口 7時50分ごろ)

いよいよ急坂が続く箱根八里である。

ひとつの坂を越えると、
松並木が少しだけ続く道を歩く。



石畳
急坂の多い箱根八里は、すねまで浸かる泥道だったため、
江戸幕府は石畳道を完成させた。
箱根八里の石畳は三島・川原ケ谷あたりから始まる。


(錦田一里塚 8時15分過ぎ)

ここも少し長めの坂道が続く。

(臼転坂 8時45分ごろ)
この坂で、牛が転がったとか、臼を転がしたことから、
この名がついたと言われている。


写真では急坂の様子が伝わりませんが、
結構しんどかったです。

9時30分ごろ、赤い紫陽花が目に飛び込んできた。
疲れを癒してくれる。

(こわめし坂 9時50分過ぎ)
箱根西坂では、もっとも険しい急坂です。
「こわめし」を食べて力をつけてから急坂をのぼったという説があります。

それくらい、本当にしんどかったです。

(笹原一里塚 10時10分ごろ)

そろそろお腹も空いてきたし、
食べれる時に食べておかないとどうなるかわからないということで
東海道からそれて、三島スカイウォークに向かう。

大きな駐車場があり、観光バスが何台も止まっていたし、
観光客がたくさん訪れていた。
スカイウォークには、三島大吊橋もある。

(三島スカイウォーク 森のキッチン 10時30分過ぎ)
看板メニューのカレーをいただく。
三島野菜がたっぷりでおいしかった。

お腹も満足したので、

11時15分ごろ、東海道ウォーク再開

(石畳が続く道 11時30分過ぎ)

やがて12時ごろ、山中城跡公園に着く。
少し散策する。

山中城は、小田原に本城があった北条氏が、
小田原防衛のために築城したと伝えられている。



(畝堀)



 石畳の坂道が続く。

(接待茶屋一里塚 1時50分過ぎ)
このあたりに一里塚があるはずだが、見つけられなかった。

ここを過ぎると、突然「通行止め」の標識が目に飛び込んできた。
え?え?なぜ? 
そう言えば、台風による豪雨災害が何年か前にあったな?

2019年10月12日、台風19号の影響で、
1000ミリの雨を記録した箱根町。
土砂崩れや芦ノ湖湖畔の冠水など、甚大な被害に見舞われる。

その影響で東海道も通行止めになっていたんだ。
それがいまだに続いている。

しかたなく国道1号線を歩く。
ビュンビュン車がスピードを出して走っていく。
ガードレールで区切られているとはいえ、危険だ。
どこまで続くんだろう?

箱根エコパーキングあたりまで歩く。
ここでひと休み。トイレもすます。
一息つけて、その辺りをウロウロしていると、
再び東海道を見つける。

(峠の地蔵 2時45分ごろ)

(箱根峠付近 標高846m   2時50分ごろ)

箱根峠の標識、静岡県と神奈川県の県境の標識がある。

さあ、今度は芦ノ湖めざして、一気に下っていく。
のぼり坂もしんどいが、
くだり坂は疲れもたまっているので、もっとしんどかった。

(狭石坂 3時過ぎ)
いきなり薮のようなところで、しかも段差が大きい。
芦ノ湖から三島に向かうのぼり坂なら、もっときつかっただろうと思う。

(風越坂 3時5分ごろ)
石畳の道が続く。

(釜石坂 3時10分ごろ)

(赤石坂 3時15分過ぎ)
上の写真ではわかりにくいが、
写真左側中央あたりがトンネルになっている。
国道1号線が走っていて、その下をくぐり抜ける。

ようやく下に降りてきたようで民家が見えてきた。

(3時30ごろ)


(箱根駅伝ミュージアム付近 3時40分ごろ)
正月の箱根と言えば「箱根駅伝」であり
この辺りが駅伝のゴール(スタート)地点である。

(芦ノ湖 3時50分ごろ)
しばし芦ノ湖を眺める。

(関所通り 4時10分ごろ)
いよいよ箱根関所である。

(箱根関所 4時30分ごろ)
今から20年ほど前にも「箱根関所」に来たことがあるが、
以前はもっとフランクに立ち寄れたと思うが、
ちょっと「観光化」していた。
奥には資料館もあった。
そこで係員と少し話ができて、20年前との違いの説明も受けた。


(葭原久保の一里塚あたり 5時ごろ)

さらに元箱根港あたりまで歩き、今日の東海道53次ウォークは終わる。
本日のウォークは、7時間半、3万5千歩、27キロであった。

芦ノ湖畔にホテルを予約しておいたので向かう。
6時前にチェックインする。
まずは温泉にゆっくり浸かり、今日の疲れをとる。
内湯からも露天風呂からも芦ノ湖が見える。
富士山は見えないが、ゆっくりとくれなずむ芦ノ湖。
眺望抜群!
部屋に戻って、美味しいお料理に舌鼓。
少しお酒もいただいたので、気持ちよく酔い、少しうたた寝。
10時頃にはしっかりと寝入る。

今日はここまで
ではまた