日記帳

簡単HPが閉鎖されたので、こちらに乗り換えます!

Book Review No.333「音もなく少女は」

2010-10-24 | 読書
ボストン・テラン 著(文藝春秋)

<評価>
感動度:☆☆☆
知識度:☆☆☆
娯楽度:☆☆
難易度:☆☆☆☆

洋書は久しぶりに読んだ気がするが、正直、この手のやたらと血が流れる話はあまり好きではない。
結末も私としては、「そうであってほしくないな・・・。」という流れだった。
こういう結末で何となくハッピーエンド気味にしてしまうのは、日本の発想ではないんじゃないかな?

とは言え、共感できる部分がなかったというわけではなく、不幸に見舞われながらも前向きに生きる女性たちの姿に心打たれた。(一方で男性はろくなのが出てこない・・・。)
プロローグから主人公の年代別に一~三話とつながる構成も秀逸。


最新の画像もっと見る