●ムサシ農園
http://musashinouen.jp/
大阪のマルシェに出店されていた時に出会ったムサシ農園のしいたけ。今までも、きのこ好きだから、原木しいたけを見かけると買っていたのだが、ムサシ農園の原木しいたけに出会って以来、他のしいたけでは物足りなく・・・。マルシェでは、岡田 晃さんがしいたけ作りについて、熱く語って下さるのをお聞きしていた。いつかムサシ農園のしいたけの原木が並んでいるところを見てみたい!と思っていた。FBでの投稿写真でも農園の様子がよくわかる。https://www.facebook.com/musashinouen/
念願が叶いお伺いできた。岡田さんご一家が管理できる範囲の施設で、丁寧に育てられていた。
●榾木(ほだき)浸水
地元の「くぬぎの木」(原木)を寝かせる。原木に、しいたけの種菌を打ち込み榾木(ほだき)となる。地下からの天然水を吸わせる。科学の実験室のような部屋の冷蔵庫には種菌が大切に保管されている。しいたけの種菌は200種類以上あり、どのようなしいたけを作りたいかによって、農家さんが選ぶ。ムサシ農園は、肉厚で旨味の濃い椎茸を目指しておられる。
●栽培されてるところ
ここまで乾いた床の施設で生育されているとは思ってもいなかった。途中でめったに、水を与えないから、生椎茸でも、歯応えのある食感に育つ。同じ榾木(ほだき)から、1年に2回しか収穫しないので、栄養が椎茸に凝縮し旨味も濃い。
●土壁のクーラー部屋
夏場暑い時は、土壁で守られたクーラーの効いた部屋の適温内で育てられる。夏でも、肉厚のしいたけを栽培できるのは野生のキノコが生えるのと似た環境を整えながらも、知恵と技を駆使し科学的に栽培されているから。
●屋外で待っている原木
原木を成熟させることで立派な榾木(ほだき)となる。また、収穫を終えた原木は屋外で休ませる。森の中のイメージ通りに葦簀(よしず)をかぶせ、人工的に森の中の環境を作る。3年で役目を終えた榾木(ほだき)の最後は、スポンジのように軽くなり、クワガタの寝床になるそうだ。
*ムサシ農園の原木しいたけがなくては満足できないお料理*
生しいたけのオムレツ
炒めても水分が出ない。フニュフニュした食感にならず、歯ごたえがある。
生しいたけのブルーチーズオーブン焼き
生しいたけの塩やきそば
生しいたけとネギのみ。肉類は不要!しいたけの旨味で充分。
ピェンロー鍋
干ししいたけが味の決め手となるため、ムサシ農園の干ししいたけが無くては作れない。
これからも、ムサシ農園の美味しいしいたけで、お料理を楽しませて頂きます。お訪ね出来てよかった💕ありがとうございました。