「主婦っとサーベイ」美味しいものと美味しいものが並んでいるお店

スーパーマーケットの評価サイトを作っている私達です。
ブログでは”美味しいもの”の紹介をして行きます!

・サン・セバチャンへの旅

2019年06月03日 | 

平成と令和を繋ぐ、超大型連休の終わった5月中旬に、いつか行きたいと思っていた、スペインバスク地方サン・セバチャンに行ってきた。緑豊かであるけれど、雨が多いと聞いていたのだが、旅中良い天気に恵まれた。セゴビア、バイヨンヌ、サン・セバチャン、ビルバオと1週間の短い旅の中でも沢山の世界遺産、名所旧跡を案内してもらった。日本、海外、どこへ旅をしても、私達の印象に残るのは、観光地より食であり、なにげない日常生活、買い物をしている風景のようだ。

★サン・セバスティアン(SAN SEBASTIÁN)

●サン・セバチャンの海岸線 ビスケー湾を眺める高台から

●サン・セバチャンの夕焼け


★サラウツ(Zarautz)
・サラウツ海岸
サン・セバスチャンから車で30分ほど南下したサラウツで街歩き。砂浜が続く海岸線が美しい、サーファーが集う街。

 

・ゴミの分別もオシャレ


●サラウツ商店街
マリンスポーツが盛んで夏には観光客も多く訪れる。5月のこの時期は食品、衣料、雑貨などさまざまな店が営業はしているが、人通りも少なく落ち着いた雰囲気の街。

・駄菓子店。おもちゃも並ぶ
ディスプレイは美しいがキャンディがここまで日に晒されて大丈夫なのだろうか?

 ・婦人服店

・食品店

●Merkatu Plaza市場
商店街の一画には近年改装されたのだろうな、と見受けられる清潔な市場。アートが飾られ、鮮魚店も精肉店もあるのだが、床がドライで匂いがしない。軽食の店もあり、街中にこのような市場が活気付いていると楽しいなぁ。


★ゲタリア
●タライ・ベリ チャコリナ(Talai Berri Txakolina)
バスク語でワインは「チャコリ」日当たりの良い石灰質の丘陵地で育ったぶどうで作られたチャコリは爽快なミネラル感と、微発泡で口あたりが良い。日本の料理にも合いそうと思ったら、今はアメリカが買占めに来ているそう!後を継がれた五代目の娘さんが醸造所を案内して下さった。

●ゲタリア高台から眺める街並み

サラウツの海辺から遠くに見えていた半島の港町

 

●エル・カノ(EL KANO)
名物の鮮魚の炭火焼き。もちろん、チャコリで。お料理に合います!

屋外で炭火焼き

大きなヒラメの焼き上がり

取り分けて下さる


★サン・セバスティアン(SAN SEBASTIÁN)

●スーパー アマラ(SUPER AMARA)
1
階に専門店が並び地下1階にはスーパーマーケット

買い物カゴの下には車輪が付いている。欧米で大型カートはよく見たけれど、床を直接ひいて買い物をするカゴは初めてみた。その後、他の都市のスーパーでも見かけたからスタンダードらしい。

こういうスタイルになる

ワイン売り場でリオハのワインを買おうと眺めていたのだが、あまりに沢山あって選びきれず・・・。

箱積みされて、きっとお買い得品であろうと想像した、売り場で一番安いリオハを買って飲んでみた。

チェッカーさんは座ってレジ機の前。お客がベルトコンベヤーの上に自ら商品を並べて清算を待つ。これは、数年前と変わらない形。

レジ前エンドには衝動買いしちゃいたくなる商品が並ぶ棚。世界中どこでも人間の心理は共通!

 連日の外食に胃も疲れ気味。朝市で買った野菜を、トランクに入れて来た調理ポットであっさりスープを作り、回復。リオハワインは4.25€で充分美味しかった!

 


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・初!!台北への旅③【市場】

2018年03月17日 | 

早朝から営業している市場もあれば
午後から夜にかけて活気のある市場もある。
昔から家庭の主婦も働いていたという事もあり、
朝・昼・晩と外食で済ませる。惣菜を買って
持ち帰り、食卓に載せる中食(なかしょく)
も珍しくないそうだ。食の外部化の歴史が
長いから、即食べ商品を並べる
おかずやさんが賑っている。
そして市場の中にはテーブルと椅子が
置かれイートインスペースも設けられている。

最近日本のスーパーマーケット、
ショッピングセンターに、イートインスペース
を広く取る改装が行われているが、
うどん、ハンバーガー、お弁当を食べる人が多い。
毎日食べても飽きないおかずは売られていない。
ご飯だけは家の炊飯器で炊くから
家計にやさしいおかずが買えたらと思う。
長い間の文化はそう簡単に変えられない
とは思うけれど、日本の現状は働く女性が
増加しているのに、食の外部化は
比例していない。台北の種類の多い
惣菜類を眺めながら、しみじみ思った。

●松江市場(行天宮駅)
上引水産に行くため行天宮駅で降りたところ偶然みつけた市場。
ビルの1階に食品や雑貨の店が並ぶ市場。



●野菜売り場のおじさん
日本人ってわかったのか
「グリコ」をしてくれた。
大阪人だからすぐわかったけれど・・・。
小芋の皮むきやもやしの根取りを
しながら店番をしているおばさんの姿も。
30年前は、大阪の公設市場
の店頭でも同じ情景があった。


スロープで地下1階に行くと
そこには魚店、肉店ばかり。



・惣菜店(野菜・春雨・豆腐)



・惣菜店(鶏の丸焼き、豚足 魚唐揚げ)


●永康街のすぐ近くにある東門市場、東門外市場(東門駅)
トタン屋根の付いているアーケード形式の
東門市場の周りに外市場。
路地にもお店が続く。
同じエリアでも少し離れると
オシャレなカフェも多い。


●衣料品・生花・果物と食品
が一緒に売られている。



●精肉店

●乾物店
蜜汁豬肉、乾原味猪肉紙、五香牛肉干
落花生という文字が並んでいるから
乾物屋さんで豚、魚のでんぶを
売っているのだろうと想像。
初日に食べたもち米のおにぎりに
入っていた、香辛料の効いた
甘いふりかけはコレだったんだろうな。



●果物店
選んで袋に入れてくれる。



・緑の果物は棗子(ナツメ)
見た目は小さい青リンゴ。
味はシャキシャキとした食感で
リンゴのようなナシのような。


●赤肉焿
市場には、飲食店も多い。
赤肉焿とは豚肉と魚のすり身の
練ったものを鍋で煮たもの。
スーツに皮靴の男性もランチタイムに並ぶ。

●永康街同じエリアの自然食品店
台北の街を歩いていると、日本以上に
オーガニックや有機、健康を強調したお店が多い。
今後増えて行くのだろうか。





・初!!台北への旅初日①【芝山駅スーパー】
・初!!台北への旅②【美味しく食べた物】
・初!!台北への旅③【市場】
・初!!台北への旅④【オーガニックスーパーマーケット】


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・初!!台北への旅②【美味しく食べた物】

2018年03月12日 | 

●「飯糰」(台湾風おにぎり)35元(約130円)
早朝から営業している
「鹹豆漿(シェントウジャン)」を
目指しはりきって出かけたものの
長めの春節休暇中。
ホテルに戻る途中移動販売をみつける。
注文の仕方がわからず迷っていると
「オイシイヨ」と声をかけてくれた。
ビニールの上に温かい餅米を広げ
豚肉デンブ、油條(揚げパン)
高菜の漬物、切り干し大根、
いり卵などを手際よく乗せ
(積上げて行く感じ)。
ビニールの下のタオルごと持ち上げて
俵型にサッと丸めて出来上がり。
薄いビニール袋に入れて渡してくれる。
初めて食べる台湾らしい一食目。
ホテルの部屋でおそる、、、おそる
食べ始めたところ餅米の美味しさ、
味付け、香辛料使い、歯ごたえ、
など好みにドンピシャ。
滞在中の食に期待が膨らんだ。



美味しくなかった物
●セブンイレブン「飯糰」39元(約150円)
因みに、セブイレブンでも店頭の指示通りの
分数で温めて同日の朝食にした。名称は同じだけど
対面移動販売で作ってもらった「飯糰」とは似て非なる物。
表現したい事はわかるけれど・・。
一括表示も完璧できっと衛生環境も
良い工場で製造されているのだとは思うけれど。
日本のセブンイレブンのように商品開発ガンバレ!

●ウーロン卵(茶葉蛋)1個10元(日本円で35円位)
どこのコンビニでもおでんやソーセージと並び
この煮玉子が電気鍋の中に入って売られている。
八角と醤油とウーロン茶の香り。
自分でビニール袋に入れて
レジに持って行く形式。自然な風味のある
煮玉子だから食べやすいし好きな香りだった。

・天津蔥抓餅 玉子、台湾バジル、チーズ、ハム 50元(約180円)
【誠記】

東門駅(永康街)
クレープとお好み焼きの間のようだけど
フワフワした生地は熟練のプロの技のようで、
順番待ちの間も夢中になって手元を
眺めてしまう。冷めても美味しい。
台湾バジルは日本で馴染みのスイートバジル
とは違う品種のようで、たっぷり
入っているのだけど、おだやかな香り。

●牛肉捲餅110元(約400円)
【角子虎北方水餃館】
持ち帰りも、店内で食べる時も
用紙に客が記入し注文する。
常連さん達は注文をしてから
時間を置いて取りに来ている。
待っている間ガラス越しに
調理風景が見える。
クレープ生地はシートに挟んだ
冷凍品を高温の鉄板で焼く。
持って帰り、冷めた状態で
食べても生地も具材も美味しい。
牛肉の味付けもあっさりして
豆苗の歯ごたえも食べやすい。
冷凍生地でこの風味が出せるなら
日本でもお店が出来るのでは?と
思ってしまった。

●牛肉麺160元(約590円)
【林東芳牛肉麵】
台北滞在中にFBで情報を求めたら
教えて頂いたお店。調べると
「店は汚い。汚いけれど美味しい」
の口コミの多いお店。
よく検索してみると、今年1月1日に
移転オープンし、清潔な店内の様子が出て来た。
行列に並んで食べた。
麺は今まで食べた生麺の中でベスト3
に入る美味しさ。
牛肉も、もちろん柔らかい
のに旨味が残っている。
汁を飲み干したのに、ちっとも喉が乾かない。

●棗泥蛋黄酥 50元(約180円)
【大普美蛋糕】
塩味の黄身と餡の組み合わせに
皮はサクっとしっとりが入り混じっている。
子供時代にお土産で頂いて以来
ずっと探していたお菓子。
台湾で再会できて嬉しい!
各お店の違いを体験出来て幸せだった。



●お弁当80元(約300円)
【八徳米之郷】台北市八徳路二段239号
台湾でいちばん有名な米どころといえば池上。
「池上弁当」は有名だが、台東まで行かない
と食べられないと思っていたら、
「池上」の文字が入っている看板をみつけた。
店内ではお弁当作りの真っ最中。
どれも美味しそうで目移りしてしまう。
オーソドックスに焼き豚弁当並サイズを注文。
店内でも食べるコーナーがあり、
具材たっぷりのスープをセルフでよそい
一緒に食べている。
焼き豚の下には煮玉子、あんず、豆腐の煮つけ、
青菜、ゆでキャベツがたっぷり敷き詰められ
一番下には美味しいご飯。
他の種類も食べたい!!


3泊4日の台北への初めての旅だったが
多くの美味しい物に出会えた。
味付けにはメリハリがあり
出汁が効いていて基本薄味。
さまざまな具材、調味料、香辛料
をトッピングして自分好みの味付け
に完成出来る食べ方は私達にぴったり。
一日2万歩以上、街の路地も
ジグザグに入りながら
次に食べてみたいと思うお店もみつけた。
食いしん坊には実に魅力的な街。

                                 

 ・初!!台北への旅初日①【芝山駅スーパー】
・初!!台北への旅②【美味しく食べた物】
・初!!台北への旅③【市場】
・初!!台北への旅④【オーガニックスーパーマーケット】




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・まる屋(柴山かに)

2018年01月25日 | 

「まる屋」

香美町香住の柴山地区「まる屋」に泊まり
かにを堪能。

http://www.yado-maruya.com/
兵庫県美方郡香美町香住区浦上1189

●【かにバス香住号】

http://www.kanibus.com/kani_top.html

大阪と香住間を片道4000円。

全席座席指定、宿は個々自由に予約を
とっておく。

香住地区に入ると宿に近いポイントで
降りる交通手段としてのバス。
ポイント地点には民宿の送迎車が
迎えに来ているケースもあり。

天王寺、難波、梅田と乗降ポイントも3カ所。
昼食やトイレ休憩のために
道の駅や工場見学も入り旅気分も味わえます。
平日便はアラ還・アラ古希の元気な
女性客がいっぱい。グループ毎の
大きな声で交わされる
車中の会話のオモシロい事!
昨年もこのバスを使ったという方も多く
旅慣れたご様子でした。

運転手さんは制限速度を守り
とても丁寧な運転を心掛けておられ
安心して座っている事ができました。

降り立った柴山地区は波の静かな港。
優れた天然の入り江は美しい。
入り江に沿って散策すると
避難港としても活用できる地形。
貴重な領地だったのでは、と
ここを治めた歴史も知りたくなりました。

香住海岸は臨海学校に
行った覚えがあるのですが
その隣が柴山港になります。

●「お宿 まる屋」
大阪で板前修業された若大将の作るお料理を
7年前にモダンに改装されたお宿で堪能しました。

今回は、【かにバス香住号】を使う
シンプルに「松葉がに」(ズワイガニ)
のみを頂きたい。量より質。
という事で探した
「まる屋 番かに リトルコースプラン」
「柴山番かに」の活かにだけを使用したフルコース。
前菜、お造り、炭火焼きかに、甲羅みそ、お鍋、お野菜、雑炊、デザート。
大正解でした!

●柴山かに 番かにとは
「ズワイガニ」地域によって呼び名は
いろいろですが香美町香住など
山陰エリアでは
松葉かにと呼ばれています。

【まる屋公式HPより】
『番かにとは、柴山港で水揚げされる松葉かにの
最高級品で、
1船が約800枚水揚げする中で
約10数枚ほどのものを言います。

1.2kg以上の最高級品の大きな活柴山かに』

このかにを1人1枚づつ頂けるコースです。

●お食事処

●前菜、お造り

●香住鶴 生酛辛口
かにの甘さと辛口のあっさりした口あたりは
最後までお料理が美味しく頂ける
かにに合う味わい。
鏡のコースターと切子グラスの色がいいね!

●炭火焼きかに
かにとチョキと呼ばれている剣先いかの
小さいサイズ 


●甲羅みその炭火焼き
旨味は当然ありながら濃厚だけど香りもイヤミが無い。

●生のかに
そのままでも、鍋でも炭火焼きでも自らの好みで頂く事が出来る。

●お鍋


●鍋野菜


●雑炊

●デザート


●食後は暖炉のスペースでコーヒー


●翌朝の朝食

地元の美味しいもの。朝からかにご飯。

年に一度だけでいいから
活かにを食べたい関西人。
かにを求めて、ブランドかにの
有名旅館にも宿泊した事があるのですが
どこもしっくりこず、再訪なく
ズワイガニの季節になるとかにを求めて
放浪していたのです。
同じ活ズワイガニのはずなのに
どこが違うのだろう。

「柴山かに」について若大将に質問攻めして
色々教えて頂きました。
柴山漁港に所属している漁船は10隻
大型船9隻、中小型船1隻。
漁場は大型船は隠岐の島周辺
中小型船は丹後沖周辺で獲っているそうです

柴山漁港は、「かに選別日本一」を掲げている。
その厳選さも美味しさのひとつだと思いました。
かにの選別の方法など
若大将藤原啓太氏のブログ
まる屋通信をご参照ください。
http://maruya-blog.com/archives/709
お宿周辺を散策しながら柴山港の漁船を眺め
早朝のにぎわいを想像しながらセリ場眺め
まる屋の柴山かにとの出会い。
今後1年に一度のかにの楽しみは
ココだ!と決定しました。

まる屋公式サイトによると
夏も白いか、香住かにと地元ならではの
食材のお料理を頂けるそうです。

途中通過した豊岡市ではバスの車窓から
冬なのに水を張ってある田が
太陽を受けて輝いていました。
コウノトリの餌となる生き物が
冬でも生きやすい環境を
作っているのですね。
雪の無い季節なら、大阪から
ノーマルタイヤで一走り。
兵庫県立コウノトリの郷公園や周辺
スーパーマーケットを
巡ってみよう!と再訪決定。







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