「主婦っとサーベイ」美味しいものと美味しいものが並んでいるお店

スーパーマーケットの評価サイトを作っている私達です。
ブログでは”美味しいもの”の紹介をして行きます!

・弘前 オステリアエノテカ ダ・サスィーノ【OSTERIA ENOTECA DA SASINO】編

2017年03月28日 | 外食店

「弘前 スーパーマーケット編」
「弘前 たびすけ西谷 雷佐氏セミナー編」

に続き 

「弘前 オステリアエノテカ ダ・サスィーノ編」

 

ワイン好きの私達。
地方にはその土地ならではの食材がある。
それを活かしたレストランは無いかしらと
常々調べて予約を取ってから出向く。

4年前真室川の甚五右衛門芋収穫祭に行った時は
山形県鶴岡市「アル・ケッチァーノ」へ。

庄内の食材をこうして活かしているレストランが
あるのだと感激した事を覚えている。

 弘前の地に ありました!!
「オステリアエノテカ ダ・サスィーノ」

笹森シェフは、自ら畑を耕し、収穫した野菜・果物で料理を作り
肉類も青森県産の食材を自ら加工して出して下さる。






●1皿目
 ブッラータチーズは自家製。
ドライトマト・長ねぎロースト。
オリーブオイルをかけて。

 

●お料理
モルタデッラソーセージ・弘前高杉産馬肉のブレザオラなど
加工肉はお店で作られ、添えられているあんぽ柿も自家製。

パイ包みの中には、イタリア産の黒トリフと
馬肉を包んだ熱々のラビオリが入っている。

仔豚のお皿の時に「これは?」とお聞きしたら
「スペイン産の仔豚ですみません」と。
いえいえ。弘前でスペイン産の仔豚を弘前産の
菊芋、雪中人参のクミン風味で頂けるなんて
贅沢な事。何が何でも地元産に拘っていない。
その時期に獲れる、採れる食材で
無理のないメニューを頂く事ができる、
なんと楽しい、至福の時。

 

●自家製白ワイン
10年近く前から自宅近くの畑で
ワイン用のぶどうを栽培し
ワイン造りも始められた自家製ワイン。
酒税法の関係など難題もクリアし
お店で提供されている。
今まで国産ワインは応援価格を承知で
甘め評価で少々目を瞑って飲む事も多かったのだが
このワインは、お料理と合わせて
楽しめる大満足のワイン。

●岩木産ネッビオーロの自家製赤ワイン


●チーズの盛り合わせ
コースに入っていなかったけれど
是非食べたかったチーズ達。
弘前土手町にある「ピッツェリア ダ サスィーノ」
の2階にある工房で作られているそうだ。
特にモッツァレッラの美味しい事!


 

今回は、たびすけ西谷さんのセミナー
【着地型観光とインバウンドに取り組む旅行会社。津軽の魅力をガイド目線で満喫する】
受講目的の弘前だった。セミナーの中で着地型観光は

「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」が
キーワードになると例えに出された。

筋の通ったコンセプトのあるレストランは
シェフの挑戦を感じる事が出来て楽しい。
オステリアエノテカ ダ・サスィーノには
わざわざでも、違う季節に再訪したいと思った。
時間、空間、食材、味わいを体感しに来たいと。
着地型観光の弘前にハマってしまったな。


 

 

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・弘前 たびすけ西谷雷佐氏セミナー編

2017年03月24日 | セミナー

【着地型観光とインバウンドに取り組む旅行会社。津軽の魅力をガイド目線で満喫する】

たびすけ西谷雷佐さんの働き方を学ぶセミナーに参加のため
初めて弘前の地に降りた。
セミナーは着地型観光を始めようと思っている方の
参加も多く、少人数で濃い濃~い内容。




 

初めに
「僕自身が弘前大好きでファンなんです」

「青森のファン・東北のファン」を

どんどん増やす会社ですとご紹介頂いた。

今までの企画例として

【津軽ひろさき雪かき検定】

【冬の田んぼアート】

【短命県体験ツアー】

弘前ねぷた解体ツアー】

などなど。

雪かき検定を企画した当初は、地元では理解して

もらえなかったそうだが、4年経った今では

盛況のイベントとして開催されている。

住民の「日常」は旅行者の「異日常」という

観点で「暮らしぶり」を物語にして行くと

ツアーができる。

●弘前りんご ツーリズム

・りんごの剪定体験

  切った枝を使いストーブで焼きりんご

・「バケドライド」体験

  りんご収穫や資材運搬のために使われる農園のみを走らせる改造車

・りんごの樹の下でグランピング

・りんご畑でりんご農家が食べてきたホルモンの食べ比べ会

などなど

確かに、弘前の観光ガイドブックを広げると
桜と弘前ねぷたの写真が大部分。
それ以外の季節に行くと「損」なのではと
思ってしまうぐらい。
違うよね!
弘前の基幹産業である「りんご」も
りんごの収穫の時だけがりんごの魅力では無いはず。

3時間の座学でのセミナーの後は
「僕はこのようにツアー案内をしていますよ」
と実践編。その一部をご紹介。

●ランチ中華そば「たかはし」
11時~16時のみ営業。
店内に入ると、煮干し出汁の香りが。
市街からは離れているし
車でご案内してもらってこそ。
麺のコシと濃厚煮干しスープは
弘前ラーメン独特の風味で
これだけで旅情感が味わえる。
 



●弘前城
桜、桜、桜。これだけの本数が植えられているとは
思ってもみなかった。管理にはりんごの剪定技術が
活かされている事も教えて頂きながらの散策。
花より団子だから桜は別に・・・と
思っていた私達も、桜の季節に再訪したくなった!

●弘前シードル工房kimoriとグランピングの会場
事例でお話のあった場にご案内してもらうと、
ココで開催をしているのかと、実感が湧く。
若いりんご農家たちが、育てたりんごを
持ち寄り、シードルを造っている。
 

 


●歴史のある洋館が使われ残っている
「スターバックスコーヒー弘前公園前店」
(旧第八師団長官舎)
宝物は皆に使われてこそ。


 「前川國男氏による近代建築」
弘前市民会館内のステンドグラスと
赤がポイント。おしゃれな喫茶コーナー。
 

 

●津軽藩御用達の御菓子司大阪屋(1630年創業)
弘前の地に何故「大阪」という看板なのかしら?
初代のご主人は、豊臣家の家臣で
大坂冬の陣、夏の陣で豊臣家が
徳川家に敗れてほろんだことをきっかけに
縁故を頼り、弘前の地を訪れそこで開業
されたそうだ。

  

大阪屋を代表するお菓子「竹流し」(たけながし)
そば粉の素朴な風味
 

今回は思考法や着眼点の持ち方、発想力も
レクチャー頂き、マーケティングの観点でも
勉強になった。

行政からの仕事は期間が限られており
助成金も終わるもの。そのため
「継続させる仕組み作り」を
最初から考える事が民間の役割。

地域の魅力を引き出す、みつける。
自分がオモシロイと思う事を
男子校のノリでいい大人が
本気でふさげる事もひとつ。
そのためには、人との繋り、縁があっての事。
刀剣ツアーや津軽錦石拾いツアーなども
そこから生まれたツアー。 

その固定観念に囚われない発想で
ねぷたを解体するツアーまでも
開催してしまう西谷さん。

インバウンドに早くから注目していたのではなく
英語が堪能だから外国人もムリなく受け入れた。
高齢者・お身体の不自由な方でも旅をしたいよね。
僕は介護資格があるから同行できる。
「ユニバーサルデザイン」をウリにしたのでなく
自分が得意な事を当たり前に特化されただけ。
どこまでも自然体だなぁ。 

今は、弘前大学で学生さん達に
授業を持たれ、
全国各地でまだ光のあたって
いない物に光をあてに行く
活かし方のセミナーにも出向かれ大忙し。

今回、西谷さんのセミナーをお聞きし
街中をご案内して貰ったら
桜の季節も、新緑の季節も、
りんごの季節も、雪深い季節も
弘前に再訪したくなった。
たびすけ君ワールドにハマってしまったな!

 弘前スーパーマーケット編

 弘前 オステリアエノテカ ダ・サスィーノ編

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・弘前スーパーマーケット編

2017年03月21日 | スーパーマーケット

2017年3月17日~19日 弘前へ。
【着地型観光とインバウンドに取り組む旅行会社。 津軽の魅力をガイド目線で満喫する】
たびすけ西谷雷佐さんのイベントに参加のため。


その前に、初めての弘前なので
いつものようにスーパーマーケット巡りをした。
弘前市内循環100円バスは、商業施設や文化センター
ホテルなど施設名の停留所があり、乗り継ぎもスムーズ。
本数も多く、気軽に乗り降りできた。
地元の方達だけでなく観光客にも使いやすく助かりました。



~買い物に行ったスーパーマーケット ~
入り口すぐに大型のPOPがド~ンと迎えてくれるスーパー
通路広くすっきりした感じのスーパー
地元の食材が沢山並ぶ年季が入ったスーパー
などなど個性的。共通しているのは

●エンドに1800mlのペットボトルしょうゆがずらーと並ぶ。
原材料は、アミノ酸液、食塩、脱脂加工大豆、小麦、
砂糖、カラメル色素、酸味料、調味料(アミノ酸等)、
保存料(安息香酸Na)。
このボトルだけで、甘辛い煮物が作れると想像できる。
鮮魚売り場にはこのお醤油で煮付けるからこそ
美味しいのだろうな、と思われる
「もうかさ(サメ)」「かすべ」の切り身。

●塩干物の棚には塩辛の種類が豊富。
筋子も産地、味付、容量の違いで豊富にならぶ。
私達には味の想像が出来ない発酵系の和え物も。

●精肉売り場には牛肉が少ない。
豚肉、鶏肉のアイテムが豊富。

●水煮野菜が多い。

●もやしは長もやし、そばもやしなど種類も多く
1㎏95円の大容量の品も。1年を通して管理された
部屋で育てられるもやしはビタミンも豊富で
雪深い土地では大切な野菜だったんだろうな。

 

●カブセンター弘前店

●ユニバース城東店
 

● 佐藤長城東店


●ルミエールヒロロ店 

 ~買い物に行った百貨店~
食品売り場もお客様まばら。それでも全国の逸品イベント開催中。
洋服売り場は大阪のデパートでも馴染みのブランドが入って
頑張って百貨店の役割を果たしている。


●中三 弘前店

 ●さくら野弘前店 

 ~買い物に行った市場~
スーパーなら値引きシールを貼り出す16時過ぎ。
店内の台所で煮炊きする濃厚な甘辛い匂いが溢れる。
炒める野菜を勢いよくカットしている様子が
通路と売り場の境界線なく展開されているシズル感。
本気の買い物のお客様で活気がある。
お客の年齢層も幅広い。
食品衛生の観点からは、首を傾げる場面も多く
私達は買う事をためらってしまったけれど・・・。


●弘前食料品市場 虹のマート


●弘前中央食品市場


私達が全国のスーパーマーケットを巡り始めて
もう、15年以上になる。この15年間の
サービス、インフラ、モノの変化は
目まぐるしいものがある。
冷蔵、冷凍の流通の技術も改善され
日本全国ほぼ同様に食品を届ける事が可能になっている。
保存の利便性から広まった塩蔵物豊富な
食生活も理屈としては変化できるはず。
しかし「食」とはなんと頑固なもの!
青森県は「だし活!健活!減塩推進事業」を掲げている。
お昼はカフェでノートパソコンを開いて
ストローでプラペチーノを飲んでいた
人が、夜はあのお醤油で煮たカスベを食べ
白い御飯に珍味系の発酵食品を載せて食べているのか!?
「ソウルフードは毎日じゃなくてなつかしくなってから食べるもの」
ぐらいにすると、減塩もできるかなぁ?

  弘前 たびすけ西谷雷佐氏セミナー編

弘前 オステリアエノテカ ダ・サスィーノ編

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