人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

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原田マハの新刊、ようやく順番が

2021-09-30 | Weblog


最近、本はあまり購入しない。
ほとんど図書館に予約を入れて待つことが多い。
図書館では5冊までは予約ができるのだが、
人気のある本、ベストセラー、特に新刊などは半年も待つこともある。

先日借りてきた 原田マハ「リボルバー」は6月に予約、
3か月ほど待ってようやく先日借りることが出来た。
今話題の「総理の夫」という映画の原作本の方でもありますよネ

絵を見るのはとても好き、美術館巡りも好きで、国の内外を問わず訪れた。
原田さんはいわゆるアート小説家。
絵画の史実を丹念に調べ、それに基づきミステリーを織り込みながら、
ストーリーは実にリアルである。
原田マハさんの本は大好き!! 大体の本は読んでいると思う。

この本は
「ゴッホの死」アート史上最大の謎に迫った内容です。
「ファンゴッホは、本当にピストル自殺をしたのか?」

著者渾身の傑作ミステリー・・・

ゴッホの作品はなんといっても「ひまわり」が有名ですね。
その素晴らしさを実はちっともわかっていなかった・・・

10年くらい前にはアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館にも行った。
長蛇の列だったが、旅行会社のツアーだったので、すぐに入館できた。
待ってる方の恨めしい視線が気になったのを今でも覚えている。
すごい画家! でも私にはゴッホの素晴らしさには気づいていなかった。
特に好きな画家という訳でもなかった。

でもこの小説を読んで、ようやくゴッホのすごさがわかった。
改めて、30年以上前に買った古ぼけた画集を見てみた。
今は「ひまわり」は見れば見るほど・・・
いろんな思いが次々と・・・目が離せなくなる「絵」だと思う。

オランダまで行ったんだから、もっと早く知っとけば良かったと( ^ω^)・・・
この原田さんの「リボルバー」読んでから行けばよかったと・・・
でもこの本は今年、発行されたんだもの・・・間に合うはずもない。
ゴーギャンが2ケ月ほど生活を共にし、その当時ただ一人ゴッホのすごさを知っていたらしい。
とっても切ないストーリーでしたが、読み進むにつれますます面白くなっていった。
結末はどうぞ、原田さんの本をお読みになってください。
ゴッホの魅力とミステリーに、はまること間違いなしです。
320ページ余り、3日間で読んでしまい、疲れ目がどっと出たようです。

そしてあと2冊、
「勝間式ロジカル不老長寿」
「ひとり暮らしの台所 幸せの習慣」

いずれも今年出た新刊です。
予約をしている方もいるようですので、
続いてこちらも早く読まなきゃーと・・・とプレッシャーです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hiroaki-2016-kamo)
2021-10-02 16:05:07
こんにちは。
原田マハさんの新刊は未だ読んでいませんが
題名が「リボルバー」となっていますから
ゴッホがピストル自殺をしたことを暗示して
いるように思われます。
リボルバーとは回転式けん銃のことですから。
「炎の人ゴッホ」という米映画を昔に見た気が
します。
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こんばんは (shouko)
2021-10-02 21:45:26
リボルバー、最初私はわからなくて検索して初めて拳銃であることを知りました。ゴッホがピストルで自殺したことについては、定説になっていますね。でも130年前のことですから、真実は・・・??
そういう意味でも原田マハさんのストーリーは面白かったです。原田マハさんの取材力、読者を惹きつける文章力、最後のくだりはすごいと思いました。
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