柚月裕子さんの警察小説「暴虎の牙」やっと読み終えた。
なんと501ページ!!
そして字も小さい!!
「暴虎の牙」という題名
他の作家さんだったら、題名を見るだけで、読む気には
ならなかったと思う。
何しろ柚月裕子さんの小説にはまって警察シリーズ、検察シリーズなど
ほぼ読破
他に印象に残ったのが「盤上のひまわり」
将棋界で藤井聡太さんが活躍のニュースで賑わったころに読んで
いろいろと将棋界のことが勉強になった。
他にも「あしたの君へ」「慈雨」など・・・・
図書館で貸し出ししている本はすべて読んだと思う。
一時山形に住んでいたころもあったと聞いて、特別な親しみを持っているのです。
そしてこの「暴虎の牙」が20年3月初版発行・・・最新刊だと思う。
わが町の図書館では新刊の本は1週間ガラスケースに入れて案内をしてくれる。
それを見たのが、5月10日ごろ
大好きな柚月さんの本だから・・即予約、なんと58番目だった
予約から約半年・・・ようやく順番が回ってきた。
501ページで分厚くて字の細かい本です。
柚月さんの本だから・・・読めたのだと思う。
内容は極道の世界で命を懸けた日々と警察との駆け引きとの物語・・・
やくざの世界なんて・・・なじみも、興味もなかったが、
そこは柚月さんの取材力、文章力、構成で
何とか、最後まで読むことが出来た。
暴力団抗争の場面も多く、残虐な場面もあった・・・・。
途中で読むことが進まなくなったこともある。
しかし、読み終えた今( ^ω^)・・・
背を背けたい場面が多かったにもかかわらず
とっても心に残るストーリーだったと思う。
ラスト一ページの構成、終わり方が絶妙なんですネ
最後に温かい気持ちにさせてくれるのが・・・柚月さんの小説です。
そして今日、図書館から予約の本のご案内があった。
新刊ばかり・・・なんと3冊が一挙に貸し出しできるとの連絡です。
「あの絵の前で」 原田 マハ
「始まりの木」 夏川 草介
「家族じまい」 桜木 紫乃
いずれも新刊ばかり・・・
予約したのは7月から9月でバラバラなのだが、
一挙に貸し出し可能とは・・・
こんなこともあるんだね。
ちょうど読み終えたところなので、ラッキーです。
ど~れ、図書館に行ってくるとするか・・・
しばらくは読書三昧ができるかな( ^ω^)・・・
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