最近、本はあまり購入しない。
ほとんど図書館に予約を入れて待つことが多い。
図書館では5冊までは予約ができるのだが、
人気のある本、ベストセラー、特に新刊などは半年も待つこともある。
先日借りてきた 原田マハ「リボルバー」は6月に予約、
3か月ほど待ってようやく先日借りることが出来た。
今話題の「総理の夫」という映画の原作本の方でもありますよネ
絵を見るのはとても好き、美術館巡りも好きで、国の内外を問わず訪れた。
原田さんはいわゆるアート小説家。
絵画の史実を丹念に調べ、それに基づきミステリーを織り込みながら、
ストーリーは実にリアルである。
原田マハさんの本は大好き!! 大体の本は読んでいると思う。
この本は
「ゴッホの死」アート史上最大の謎に迫った内容です。
「ファンゴッホは、本当にピストル自殺をしたのか?」
著者渾身の傑作ミステリー・・・
ゴッホの作品はなんといっても「ひまわり」が有名ですね。
その素晴らしさを実はちっともわかっていなかった・・・
10年くらい前にはアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館にも行った。
長蛇の列だったが、旅行会社のツアーだったので、すぐに入館できた。
待ってる方の恨めしい視線が気になったのを今でも覚えている。
すごい画家! でも私にはゴッホの素晴らしさには気づいていなかった。
特に好きな画家という訳でもなかった。
でもこの小説を読んで、ようやくゴッホのすごさがわかった。
改めて、30年以上前に買った古ぼけた画集を見てみた。
今は「ひまわり」は見れば見るほど・・・
いろんな思いが次々と・・・目が離せなくなる「絵」だと思う。
オランダまで行ったんだから、もっと早く知っとけば良かったと( ^ω^)・・・
この原田さんの「リボルバー」読んでから行けばよかったと・・・
でもこの本は今年、発行されたんだもの・・・間に合うはずもない。
ゴーギャンが2ケ月ほど生活を共にし、その当時ただ一人ゴッホのすごさを知っていたらしい。
とっても切ないストーリーでしたが、読み進むにつれますます面白くなっていった。
結末はどうぞ、原田さんの本をお読みになってください。
ゴッホの魅力とミステリーに、はまること間違いなしです。
320ページ余り、3日間で読んでしまい、疲れ目がどっと出たようです。
そしてあと2冊、
「勝間式ロジカル不老長寿」
「ひとり暮らしの台所 幸せの習慣」
いずれも今年出た新刊です。
予約をしている方もいるようですので、
続いてこちらも早く読まなきゃーと・・・とプレッシャーです。