人生夕暮れ時のつ・ぶ・や・き

12年ぶりでブログ再開!!
ボケ防止の一助になればと・・・
日々の想いをつづります

陽だまりの中で

2008-12-06 | 染め物
いつの間にか、もう12月 
一週間のなんと早いこと! そして1カ月が・・・1年もがあっというまに過ぎ去ろうとしています。 
興味が染めにばかり集中していて、すっかりご無沙汰してしまいました。

桜の落ち葉拾いから始まり、すっかり草木染の日々・・・・
近くの『万里の松原』にウォーキングに出かけては、落ち葉を拾いを・・・

「桜」のほかに、「やまぼうし」の落ち葉も・・・

次から次へと、布地や糸を染めてみました。
いっぱいの陽の光を浴びて、布がひらめいている風景は癒しを感じさせてくれます。

何か新しいことを始めるとつい、夢中になってしまう私です。
まもなく、冬の訪れで、今しか出来ないと・・・焦りにも似た気持ちがあります。

まもなく訪れる長い・・長~い冬   
織る時間はたっぷりと控えていますよね。

落ち葉を染めながら、陽だまりの中での読書も進みました。

          

今年は源氏物語千年紀とか・・・
それじゃーと・・・瀬戸内寂聴訳の源氏物語を読み始めたのが今年の6月 
ようやく10巻読破しました。なんとまあ・・・半年もかかってしまいました。
その後源氏物語に関する解説本など、また又続けて読んでいます。

高校の古文の時間は「源氏物語」が1年間、必修でした。
当時の古文の先生が面白おかしくとても熱心に、物語の魅力を語ってくれたことを思い出しました。
でもその頃は源氏物語の面白さなどは到底わかりようもなく、古文の成績など惨憺たるものでした。

そしてそれから半世紀近くになろうとする今年、ようやく現代語訳とは言え、読み終えることが出来ました。
最初、10巻も続くかなって・・・思いましたけど、面白かったですネ
高校時代にはこの面白さはわからない・・・歳を経た今だからこそ、理解できるような気もします。

それにしても千年前に書かれた小説とは・・・驚きです。
紫式部ってすごい女性です!
人の心、男女間の微妙な心理描写も現代に通じるものが多くあり、とても興味深く読むことが出来ました。
平安時代の雅な生活を想像しながら、読むというのも楽しかったように思います。

特に面白かったのは。「若菜」と「浮舟」の編
筋立てが面白く、まるで現代の小説をみるようでした。

今年は千年紀ということで、NHKのBSでいろんな特集もあり、それもあわせて興味深く見せていただきました。
年内に読み終えて、ほっと一息で~す。