[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

初詣

2008-01-02 | 日常の1コマ

今日は、初詣に出かけた。

上本町にある「生國魂神社」に参詣した。

この神社は、「いくたまさん」の通称で親しまれる。

ここは大阪最古の神社で、初代天皇である神武天皇が九州より
難波津にお着きになった際、現在の大阪城付近に日本国土・大地の
守護神を祀られたのが創祀であるとされている。

そして、平安時代には出雲大社、熊野大社と並ぶ3大社のひとつ
として崇敬され、明治には官幣に列せられるなど、国土の守護神、
そして大阪の総鎮守として崇敬されている神社である。

以前、テレビ番組で紹介されているのを見て、近いところになのに
まだ一度も訪れたことがなく、是非行かねばと思っていたところだ。

広い表参道から鳥居をくぐると、正面にある社殿のところから
鳥居の付近まで、長~い参拝の行列ができていた。

参拝を済ませ、辺りを見回すと、境内の一角にある絵馬を奉納している
ところには、桂三枝、桂文福をはじめ、多くの落語家のものが数多くあった。

大阪落語の祖である米澤彦八が、生國魂神社境内を舞台に上方落語
を広めたと言われ、称えられているのだそうだ。

さらに、境内を奥へ進むと、井原西鶴の像がでーんと構えていた。
西鶴は『好色一大女』や『世間胸算用』などを著す以前から俳人として
活躍しており、一昼夜ぶっ通しで連句をつくり続ける「大矢数」では、
延宝8年(1680年)には生國魂神社境内の南坊で、一昼夜4000句の
独吟矢数俳諧の新記録を達成したというからビックリだ。

神社の紹介のリーフレットを手にしながら、「へえ~、なるほど~」と、
時間をかけてゆっくり境内を散策した。

行列ができるわけだわ~と納得。



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