本日は!
幽霊 の話。
『幽霊子育て飴』 の話。
京都の、
髑髏原(どくろはら) という辻の
六道珍皇寺 の近く飴屋さんに
毎夜毎夜、飴を買いに来る
白装束の女性がいた。
七日目の夜に、
店の主人が「これはオカシイ」と思い
女性の後をつけると
東山の 高台寺 の墓場にたどり着いた。
土の中から、
「おぎゃあ、おぎゃあ」と声がするので
掘り起こしてみたら、子供がいたという話。
つまり、
お腹に子を宿した妊婦が死亡して
そのまま埋められた。
埋められた後で、
子供が生まれたという
センチメンタルな話。
その子供は後に、
高台寺 の高僧になったという。
子を大事=高台寺 という話。
その飴は、今でも
京都の、
髑髏原(どくろはら) という辻の
六道珍皇寺 の近く飴屋さんに売っている。
ちなみに、
六道珍皇寺 には、
平安の昔、小野篁(おののたかむら) が
この世とあの世 を行き来したという
井戸が残っている。
この 飴買い幽霊 の話は
全国各地にもある。
博多の安国寺、
金沢の立象寺、
松江の大雄寺、
長崎の光源寺、
桑名の浄土寺・・・・
だけど、
子を大事=高台寺 という
ベタベタの関西風 な話が好きだ。
飴も売ってるし・・・・。
この 『幽霊子育て飴』 は
ASO-MKDS へのお土産にしよう。