八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

飴買い幽霊

2008-11-05 23:16:00 | ASO-MKDS

 

本日は!

幽霊 の話。

 

『幽霊子育て飴』 の話。

 

京都の、

髑髏原(どくろはら) という辻の

六道珍皇寺 の近く飴屋さんに

毎夜毎夜、飴を買いに来る

白装束の女性がいた。

 

七日目の夜に、

店の主人が「これはオカシイ」と思い

女性の後をつけると

東山の 高台寺 の墓場にたどり着いた。

 

土の中から、

「おぎゃあ、おぎゃあ」と声がするので

掘り起こしてみたら、子供がいたという話。

 

つまり、

お腹に子を宿した妊婦が死亡して

そのまま埋められた。

 

埋められた後で、

子供が生まれたという

 

センチメンタルな話。

 

 

その子供は後に、

高台寺 の高僧になったという。

 

 

子を大事=高台寺 という話。

 

 

 

その飴は、今でも

 

京都の、

髑髏原(どくろはら) という辻の

六道珍皇寺 の近く飴屋さんに売っている。

Img_4608

 

ちなみに、

六道珍皇寺 には、

平安の昔、小野篁(おののたかむら) が

この世とあの世 を行き来したという

井戸が残っている。

 

 

この 飴買い幽霊 の話は

全国各地にもある。

 

 博多の安国寺、

 金沢の立象寺、

 松江の大雄寺、

 長崎の光源寺、

 桑名の浄土寺・・・・

 

だけど、

 

子を大事=高台寺 という

 

ベタベタの関西風 な話が好きだ。

 

 

飴も売ってるし・・・・。

 

 

 

この 『幽霊子育て飴』 は

ASO-MKDS へのお土産にしよう。

 

 

 

 

 


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