ウイキッド！ｗｉｃｋｅｄ！！WICKED！！！

今日は、ズバリ自慢しちゃう～～～～～！
劇団四季ミュージカル「WＩCKED（ウイキッド）」
いち早く観てきたんだよー！！！　　


　　　　　　　　　　　　　　

「２００３年にブロードウエイで開幕以来、全米ツアー、シカゴ、ロンドン、ロサンゼルスの公演で
今まで一度も空席を出したことがないという記録を続けている、驚異的なミュージカル！
いよいよ日本上陸！！！」ということで、ミュージカルファンの間では話題沸騰のウイキッド
６月１７日開幕のところ、昨日　プレビュー公演が行われ、観て来ました～～！！
かれこれ４０年近くも劇団四季ファンの私としては、もうずいぶん前から期待でワクワクドキドキこの日を待っていたのですが、その期待を裏切らない舞台で、
楽しかった～～！よかった～～～！
面白かった～～～！

ストーリーは「誰も知らない、もう一つのオズの物語」ということで、『オズの魔法使い』に出てくる悪い魔女はなぜ『悪い魔女』になったのか？というのがテーマ・・・・物語は、オズの魔法使いに出てくる『いい魔女』のグリンダと『悪い魔女』のエルファバの学生時代の出会い（！）から始まります・・・・美しくてキュートで誰からも愛される、だけどちょっと軽薄なグリンダと、賢く不思議な力を持ちながら、緑色の肌のため親からも疎まれ、そのため激しい気性になり、まわりと摩擦を生んでしまうコンプレックスのかたまりのようなエルファバ・・・・・このふたりの少女の反発と友情を中心に物語がすすんで行き、やがて「それぞれが、なぜ『いい魔女』と『悪い魔女』になっていったのか？」さらには「なぜ、ブリキのきこりはハートを、かかしは脳を、ライオンは勇気をほしがったのか？」などなどが解き明かされていくのですっ・・・・
・・・・・・・このように書いちゃうと、「いわゆる『オズの魔法使い』の前編みたいな話・・・？」というふうに捉える方もいらっしゃると思うのですが、ただそうではなくて、ひとつの事柄も別の角度から見ると、違った事実が見えてくる・・・・何事にも複雑な真実があるのに、人はわかりやすいレッテルを貼りたがる・・・・というような、ファンタジーの中に、ものすごく現実的なリアリティやら社会的な問題やら、はては政治的な要素まではいっていて、見終わった後にとっても考えさせられる
「大人のオズの魔法使い」といった感じのストーリーなんんです・・・・

とはいえ、舞台はめちゃくちゃにファンタジック！！
舞台装置もおおがかりで、劇場全体が異空間！照明もすばらしく、魔法の世界をおおいにもりあげているし、衣装は奇抜でおしゃれで美しくって、そしてそして舞台上で繰り広げられるダンスと芝居がそれはそれは華やでエキサイティングで、主役の二人の役者さんの歌唱力が迫力満点で、またその歌の歌詞が抜群によくってジーンときちゃって、
もう　観ている間中、興奮しっぱなし・・・

ホントに、すべてが完成度の高い、ショーアップされた舞台で、いやーヨカッター！！！もう一回観たーーーい！！・・・・・と思うくらいなのですが、
なんと聞いたところによると、開幕前にすでに２０万枚のチケットが売れているとのことで今からだと、今年の冬から来年の春にかけてのチケットでないと取りにくいとか・・・・・・・
でも開幕したら、クチコミでもっとチケット取りにくくなっちゃうと思うので、
ミュージカルファンの方で、もし　まだチケットを予約していらっしゃらない方は、お早めに予約なさることをお薦めいたします・・・・・

劇場のあるカレッタ汐留の前には、ウイキッドの光のデコレーションでこれまたファンタジック・・・・・　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　魔女のほうきが見えますか？