Wa・Sa・Bi(わさび)の7月号が出ました~!
以前にもこのブログでご紹介しておりますが、このWa・Sa・Bi(わさび)という月刊誌には去年の秋から、佐伯チズさんといっしょに「美肌ダイアリー」という連載をやらせていただいていますが、今月は拡大版「普段の料理でおもてなし」ということで、8ページにわたって、佐伯チズさんのお料理をご紹介しています。
美肌のカリスマ 佐伯さんは本当にお料理上手なんです。佐伯さんのお宅でごちそうになると、いつもおいしくてついつい食べ過ぎちゃう!しかも、どれも特別なものではなく、煮物や、あえものといった普段の料理なんだけど、素材の味が生きていて、そして美肌になること請け合いのレシピばかりです!ぜひぜひ、ご覧あれ!
さてさて、このWa・Sa・Bi(わさび)7月号では、私はもうひとつの特集にも参加させていただいています。こちらは
「山形セレクション」について、ご紹介しています
父が山形県出身という関係などひょんなことから、今私は、できるだけ多くの方々に山形についてご紹介するというような、県のお手伝いをしています。この「山形セレクション」とは、山形県が去年から始めた取り組みで、県が、農産物や、日本酒などの加工品、鋳物などの工芸品に、独自に、品質はもちろん安全性、安心感、環境への配慮、山形の技術や技法の伝承などの厳しい基準を設け、これをクリアしたものに、いわば山形県の「お墨付きマーク」をつけるというもので、
このマークが目印 県産品全体の品質向上を目的としています。
例えば、農産物の場合は、さくらんぼ、桃、すいか、枝豆、ぶどう、ラ・フランス、りんご、山形牛、などに、それぞれ大きさや糖度や等級に基準を設けて、県内生産量のたった1パーセント()しか認められない、いわば特級品中の特級品、と県が保障するのです。 そして、品質だけではなく、農薬や土に対しても基準が設けられているので、安全なものということでも保障されます。
この「山形セレクション」に取り組んでいる農家の方々を、去年から何回かこのWa・Sa・Bi(わさび)の取材で訪ねているのですが、やはり、この厳しい基準をクリアしようという方々は
みなさん、熱意がすごい!
おいしいもの、そして安全なものを消費者に届けたいと、手間を惜しまず、農産物を我が子のように慈しんで作っていらっしゃいます。
この方はさくらんぼを作っている森屋恵一さん
26歳という若さで、今どきのファッションの普通の青年なのですが、さくらんぼに対する情熱は並々ならぬものがアメリカまで農業研修にも行ってきたということですが,「アメリカの研修は、経験にはなりましたけど、勉強にはなりませんでした。アメリカと日本は農産物への考え方が全然違う。アメリカは広い広い畑で、ガーーーッと機械で大量生産だけど、日本はやっぱり一つ一つ手をかけて品質のいいものを作らなくてはならないと思う・・・・」とお話してくださったのがとても心に残りました
それにしても、手がかかるさくらんぼ・・・・
このさくらんぼ、まず最初の運命の分かれ道(?)は花が咲いているときの3日間だとか・・
この3日間にもし雨が降ったり風が強かったりすると、まめこばちが飛んでくれず、うまく受粉しないんですって・・・・
一つ一つの花に手ばたきで花粉をつけて受粉させたりもするそうですが、何年か前、この3日間にひょうが降ったことがあったとか・・・・・・・・「そのときはどうしたんですか?」と聞いたら、
「もう、布団かぶって頭抱えてました・・・」って・・・・
このブログにも農業をなさっているどんぐりぐりさんがよくコメントをつけてくださいますが、自然相手のお仕事は本当に大変ですね・・・・
取材に行った時は
まだ2ミリぐらいだったさくらんぼ
今はだいぶ色づいていることでしょう6月の中旬から下旬には出荷されて、私たちを楽しませてくれます
こんなふうに情熱を持った「山形セレクション」の作り手たちの姿を
Wa・Sa・Bi(わさび)7月号で、詳しくご紹介しています
こちらもぜひぜひ誌面で詳しくご覧下さい!
そして、もし皆さんが先ほどのオレンジのマークを見つけられたら、ぜひぜひ召し上がってみてくださ~~い!
ま、残念ながら、さくらんぼは ただでさへ果物のルビーといわれるぐらいの高級品なので、その上セレクション品ともなれば、おいそれとは食べることのできない値段になってしまいますがでも、
枝豆やすいか、桃、りんごなどは、通常のものと価格もそれほど変わらず、
本当に、それはそれはおいしいんですよ~~~~!!
もちろんお取り寄せもできます。もっと詳しくお知りになりたい方は、山形県の「山形セレクション」ホームページhttp://www.yamagata.nmai.org/y_selection/か、
山形県庁の担当部023ー630ー2542までお問い合わせくださいね
残念ながら、さくらんぼ森屋さんは存じ上げなかったのですが、その心意気、すばらしいと思います。
私たちも野菜を育てていると、同じような気持ちに思えてきます。
種から生まれて、最初はやわらかな光のもとで、そして、段々と虫や病気に立ち向かいながら、たくましく育つようすはまるで子育て。
ちっちゃな種だけど、尊い生命、その生命が輝くように、精一杯の手間と心をかけてあげたいと思います。
心をこめたものは、きっと食べる人の心に響くと思います。きっと、森屋さんのさくらんぼも心に染みる美味しさなんだろうなぁ。。。初恋でしょうか、、^^;
また、お伺いします。
psドッキリ、ビックリしました^^;