(クリックすると老眼用になります)
カテゴリーを一つ作ることにしました。
題して「章魚庵の書棚から」というものでありまして……
まあなんというか、近頃のネタ切れ気味状況を打破せんとて
一計を案じた訳でありまする。
我が家には邪魔にされている本がそこここにあるじゃないですか?
そんな無用な(?)蔵書(そんな大層なものではないけど)の風景(?)
でも描いてみるかということです。
記念すべき(別に、記念しなくてもいいのだけれど)第一作目を
先日亡くなりました井上ひさしさんの吉里吉里人にしました。
この本井上さんが亡くなったので約30年ぶりに手に取ってみました。
埃かぶって色褪せて。まさに無用の蔵書といえましょうが……
でも捨てられんなぁ……。
その本
数年前に処分しました。
その後
殆ど本は増えていません
増えたのは
文庫本が2~3冊
頂いた本が4~5冊
今、本箱を占領しているのは
捨てきれなかった
美術展で買ったカタログ達と
お茶の缶に
私家本「遊び印」の冊子
どんな本が登場するのか楽しみです
井上ひさしさんの「腹鼓記」をあげていました。
そこで、「腹鼓記」読みたい! ずいぶん昔に読んだきり忘れている「吉里吉里人」も読みたい!
と、思ったのでした。
今日、アマゾンから眉村卓さんの「妻に捧げた1778話」が届いたので、
それを読んでからになります。
「蒼窮の昴」も並走中。
書棚はまだ空いてますか?
第2弾、発想してよろしゅうございますか?
今もダンボールが片付かない…。
もう本は図書館でと、決めていたのに…。
井上ひさしですか。何となく章魚センセの文体に通じるような…。
私の最近のお気に入りは、佐伯泰英の『酔いどれ小藤次留書』(文庫本)のシリーズです。
ガン病棟でも、夜毎読みふけって、妻に呆れられたものでした。
何度読み返しても、面白くて、この役を中村梅雀で映画化して欲しいなあ、などと夢想するのです。
池波正太郎の『剣客商売』以来の、はまりようなのです。
処分したかも?北杜夫の「楡家の人々」などもぶ厚かったような気が・・・
星新一の「人民は弱し 官吏は強し」も厚かったような・・・
邪魔だから処分したんだろうな~
うちの「ゴミ捨て魔」が・・・
処分しました?
私はそれがなかなかできない人で
息子の捨てる本までこっそりとってある訳で……
最近本はほとんど買ってないです……
しかし困るのが展覧会のカタログ……
最近やたらと豪華で大きく厚く重く高い!
それでいて「今買わねばもう買えないよ」
的な悪魔のささやき……困ったことです。
峰猫様
宮崎駿が「平成狸ポンポコ(?)」だっけ?
作る時に資料探しに神田へ行ったところ
井上ひさしが狸の資料みんな買って行ってなんにも
無かったとかの話をききました。
私の故郷徳島は狸の本場でこの本の舞台ではなかったかなぁ
中身はほぼ忘れてる……。
「蒼穹の昴」ハイビジョンでやってますけど見てます?
一休様
確かに今ある本は、
私が死んだらみんなゴミになりますねぇ。
だからゴミを集めてるようなものでしょうか……
小説類はさすがに買わなくて図書館になりましたが、
佐伯泰英は、何か読んだことあるのだろうかな~
池波正太郎は本棚にずらりと並んでるのを見て
年取ったら読もうと思ってました。
年寄りになったのにまだ読んでません……。
閑ジャニ様
「楡家の人々」と「白きたおやかな峰」はハードカバーの
箱に入ってるのを持ってますが、厚さでは吉里吉里にかないません。
楡家の人々は若いころ買ったけど読めなかった。
年取ってから読見かえしてみたら面白かったなぁ。
星新一は文庫本があったかなぁ
昭和56年8月25日発行で、五刷(同9月30日)の本。付録の対談もありましたが、決定的な違いは帯ふんなしの丸裸。
破れたかで捨てたのでしょう。
この差、何か根本的なことを意味しているようで・・・コワイ。
峰猫さん、お読み中の眉村卓の<妻もの>ですが、抜粋なしの私家版があります。
ものすごい量なので、二重並べの奥のどこかに。毎日一作、エッセイではなく創作というのがすごいと思いました。
ところで、第二弾が出たの?
<発想>段階ではなく、発送なのよね。
読みます!
眉村先生が自費出版で作ったそうですね。
値段もかなりするようなので、持ってる方は少ないのではないのかと思います。
4月に某会の総会がありまして、初めてなので委任状を出さずに出席しました。
「総会」というからにたくさんの出席者があるかと思いきや、全部で11人でした。
その中に眉村卓先生がいらして、議題を離れた雑談の中、
ほかの先生の質問にポツポツとお答になるような形で、そのお話をされました。
私、寡聞にしてそれまで知りませんでした。
来年の1月に、「僕と妻の1778の物語」というタイトルで、
草なぎ剛さん、竹内結子さん主演の映画が封切られるそうです。
それから、「第二弾」ですが、私の本じゃないんです。
前に、まゆみさん→柳女さん経由で送って戴いた本と、
閑ジャニさんに送って戴いた古い雑誌です。
読みます?
よろしければ、七海さんのお宅に発想…じゃなくて、発送しますけど。
ひさしがちょっと物足りないので、少しだけ母屋へ進出しますね。
自費出版本は、夫の関係で手に入りました。
>値段もかなりするようなので
ほんと?
夫は手塚治虫にファンレターを書いた時、彩色の色紙を返事にもらったと言いますが、すでに紛失しています。
藤村のサイン入りバットをもらっても、平気でノック練習に使ったそうです。
私が大切に保管しましょう。
第二弾、てっきり、峰猫さんの本かと思いました。違うようなので、ご好意だけをいただいときますね。
で、章魚庵さん
「吉里吉里人」の表紙絵の帯の下ものぞいてみたいのですが。
めくれませんかあ~(にっこり)
いつも、公演案内には手書きの挨拶文(印刷ではありますが)が同封されていましたが、昨年から急に活字になり、代表者も「井上麻耶」(嫁に行った妹らしい)さんに変わっていました。
そして、先月井上ひさしの訃報・・・
内部で何か有ったのでしょうか?別にただ代表が代わっただけなのかも知れませんが・・・
最近では、蜷川演出の「ムサシ」を観ました。
反戦が根底に流れた作品が多いですね。
私は、劇団としては、こまつ座の舞台を一番多く観ているかも知れません。
カタカナの電文が長々と続くのは「吉里吉里人」でしたっけ?
広辞苑はダンベルにはちょっとキツイだろうけど
吉里吉里人はちょうどよいかも。
うちのは六刷10月10日でありました。
この間からまた読み始めて今、でーはっしょ(第8章)263Pで
休憩中。
峰猫様七海様
お二人のお話についていけない私なのであります。
「ささ、そんなところで、立ち話も何なので……」
「ささ、奥へ奥へ、むさ苦しき庵なれど、茶など……」
>表紙絵の帯の下ものぞいてみたいのですが。
帯の下はまずいでしょう……帯の下は……
閑ジャニ様
ムサシはロンドン公演とかをやるんでしたっけ?
やったんでしたっけ?
閑ジャニさんほど色々見てる人は私の周りにはいません
羨ましいことであります……。
>カタカナの電文が長々と続くのは「吉里吉里人」でしたっけ?
そうでしたっけ?漢字には吉里吉里語のルビがひらがなで
振ってありますが……。
第三章 吉里吉里人は眼はァ静がで……
でーさんしょ ちりちりづんはまんなごはァすんずがで……
見たいな感じで……