章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

ボラードのある風景Ⅱ(昭和30年代編)

2008年08月22日 | 写真

 

近頃のボラード記事を予測したかのような

見事なコンクリート製のボラードの写真。
一緒に写っているのは章魚庵少年実写版(中学生?)

 

 

 

波の穏やかな入り江のボラード(?)石製と鉄製?

潮の香りがするような穏やかな写真。
こんな風景を見ると章魚庵老人はハラハラと涙するのです。

向こうの島は出羽島と言います。

 

 

 

台風が来た!ボラードに繋がれる舟も陸に避難した!

大波が沖の防波堤を越えている。

左奥にうっすら見えるのは前出の出羽島。

 

 


東馬場と呼ばれた場所、大漁旗がなびいている正月の風景です。

石で積まれた堤の上にも石を削ったボラードが!(見えるかな~)

同じ場所を描いた絵がありましたので並べてみます。

 

 

 

河口のボラード、右の3つ並んだうちの日陰のボラードに
どこかのお爺さん(お婆さん?)が座ってお婆さんと世間話……、

たぶん夏。まだ涼しい朝のひととき……ではなかろうかなと?

 

 

 

7月25日の絵に描かれた場所を反対側から写した写真がありました。

面白いので出してみます。製氷会社の塔がポイントです。
つまり、絵は後ろの橋の上から描いた風景と思われます。

 

昭和30年代に④兄などが撮りためた写真の中から

ボラードのある風景を④兄がさがしてくれました(閑なのか?アハハ)

ともかく、なんとも懐かしいのよ……ここに感謝申し上げたいと思います……。


 

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韓国の皆さんとの柳川の旅

2008年08月12日 | その他

 

4月の個展でお世話になった韓国の

ボランティアの方々が8月初め九州柳川に来た。

みんなで川下りをしたり温泉に入ったり

歌ったり飲んだり…楽しい3日間であった。

 

それにしても九州は韓国の隣であるなーと思う

高速船で3時間……

千葉からは電車飛行機など乗り継いで

6時間掛かった……ふぅ~暑。


暑い九州の夏を楽しんでいただけましたでしょうか?

また今度は釜山でお会いしたいと思います。

 

 


李さんの御主人がお土産に高麗人参酒を作ってくれた。

作りたてなので2年間は飲まないでとのことであった…

2年も待てるのか…?……ニコニコ……


 

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木喰(もくじき)

2008年08月01日 | イラスト

 

上野の東京国立博物館の「対決巨匠たちの日本美術」展を
見てきたわけである。なんたって巨匠の国宝級(国宝も)が
並ぶんだから見ない手はない。とはいっても1500円は…

 

まあどれか一点、頂くなら…と、ルパン三世気分になって
下見しておくのも面白いかもしれないナ~。

 

国宝なら雪舟の「慧可断臂図」掛け軸だからクルクル巻いて
「秋冬山水図」なんかは大きさもも手ごろであるしなー
永徳の「檜図屏風」芦雪の「虎図」もいいけど
……でかすぎるんだよ~……我が家には……

 

で、今回はなんてったってこの「木喰」に決めたわけよ。
やわらかい彫り跡とつやつやした木肌がチョー美しい。
……決めた!
大きさもちょうどいいコレなら担いでいける。ハハハ

 

円空と木喰はどれもイイのだ。でもやはりこの木喰がイイ!
見てると自然と和んでしまうのが特にいい。

 

もし、行こうかな?と思ってる人には、11~17日がお勧め
宗達、光琳の「風神雷神図屏風」が対決してます。

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