詠懐詩
一日復一夕 一夕復一朝
顔色改平常 精神自損傷
胸中懐湯火 変化故相招
万事無窮極 知謀苦不饒
但恐須臾間 魂気随風飄
終身履薄氷 誰知我心焦
阮籍(げんせき)
日が沈み、すぐに日が昇る繰り返し。
そんなこんなで鏡見るたび顔色悪く、
気力なんかも今ひとつ。
燃えるような熱い思いか~……
思いだけではどうにもならず……。
世の中勝手に変わっていくのだけれど、
それに追いつく知恵がない。
いつの間にか惚けていそうで怖いです!
こんな薄氷踏む思い。ビビリながら生きてます。
誰か知らんやこの思い?…………知るか!
みたいな……ことでしょうか?
詠懐とは心に思うことを詩歌にして表すこと。だそうです。
阮籍(げんせき)さんの心です。
日本だと友蔵さんの心の俳句みたいなものでしょうか?
明日こそ 何かいい事 あるだろう 友蔵希望の俳句