章魚庵つれづれ通信

日ぐらし硯に向かひて、遊墨三昧、遊印三昧??

詠懐詩

2017年06月30日 | 墨彩画

詠懐詩

一日復一夕 一夕復一朝
顔色改平常 精神自損傷
胸中懐湯火 変化故相招
万事無窮極 知謀苦不饒
但恐須臾間 魂気随風飄
終身履薄氷 誰知我心焦

阮籍(げんせき)

日が沈み、すぐに日が昇る繰り返し。
そんなこんなで鏡見るたび顔色悪く、
気力なんかも今ひとつ。
燃えるような熱い思いか~……
思いだけではどうにもならず……。
世の中勝手に変わっていくのだけれど、
それに追いつく知恵がない。
いつの間にか惚けていそうで怖いです!
こんな薄氷踏む思い。ビビリながら生きてます。
誰か知らんやこの思い?…………知るか!

みたいな……ことでしょうか?

詠懐とは心に思うことを詩歌にして表すこと。だそうです。
阮籍(げんせき)さんの心です。

日本だと友蔵さんの心の俳句みたいなものでしょうか?

明日こそ 何かいい事 あるだろう 友蔵希望の俳句 

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光岩島開発?

2017年06月19日 | 墨彩画

原寸か?

あっという間に今年も半分過ぎようかという勢いです。
梅雨入りしたはずなのに関東あまり雨が降りません。
キウイも柿の葉もこの上なく勢いづいてわさわさです。
キウイは春先に枝をばさばさ切ったからか実がほとんど有りません。
柿も今年は実が生ってない感じです。

さて、又々、光岩島開発というかそんな感じの絵です。
雪舟の天橋立図という国宝の絵を見てて墨一色では無くて
うっすらと色がついてることを知りました。
そんな感じの色が付けられないかと思ったのですが
比べてずいぶんと色気が強くなりました。

コメント (22)
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