酉年も19日過ぎました。早いものです。
時々今年は平成何年？とか確認していないと忘れます。
コマーシャルでトリニク年とか言っておったので
29年は忘れないかもとか思ったのですが。忘れます。
それでトリ関係のハンコを出したわけでもないのですけど。
以前はよくこんなハンコで遊んでおったなぁとか…。
最近ずいぶん石が高くなって困るのです。
さて平成の世も30年で終わるとか終わらないとか……
どうすんでしょ。再来年の年賀状は？
元旦にいきなり「新しい元号は〇〇です！」って
言われてもなぁって気もするし？
宮内庁は元日は色々行事があって忙しい…とか言ってますが。
カレンダー屋さんとかも大変です。
で、私の方は年末に塀の工事なんかやってました。
魚の形のハンコです。双魚と彫りました。
章と彫りました。穴をあけてひもを通しました。
猫の形をした。猫印があってもいいじゃないか！
いそがしい閑さんの閑は左右対称なので彫るのは簡単です……
房さんはハンコ彫のプロなので……
石と違って陶印は粘土だから形が自由に作れます。
これは結構はまってしまいそうです……。
ハンコ自体を作る楽しみと文字を彫る楽しみと
焼き上がる楽しみと色々楽しめます。
面倒なものを焼いてくれた鈴木さんアリガトウ。
先ほど、探し物をしていたら、
こんなもの（下の写真）が出てまいりました。
なぜこんなものを取ってあるかと言うと、
画にハンコを押す時にこれを置いて
バランスを見たりするわけです。
スキャナ～に並べて取り込んでみました。
目新しいものが無いな～
そろそろ新しいのを作らねばなぁ……
そんなことをゴチャゴチャやってるうちに、何を探してたのか？
分からなくなってしまいました。…………ま、いいか！
読書の秋とて、我も私家本など作ってみんとてやるなり。
しかるに文章の一行もこれなく読書にはあんまりなり。
ただ従来作りしハンコをよせ集めたる駄本の類なり。
ＢＯＯＫ ○○Ｆでは買ってくれんなり……たぶん
確か、四つ目綴じとかいふ和本の類なり。大きさは
四寸八分×三寸三分（こういう表示は違反なりか？）なり。
中身は大した事これなく……
ただ、ハンコをペタペタ押したものなり。
左は鴛鴦蔵書印にて甚だ大きくて使いづらいなり。
て、いうか～ 使ったことこれ無きものなり。
右はわが父が所有したりし蔵書票の復刻（？）なり。
照見五蘊皆空 度一切苦厄
瀬戸内寂聴さんによると
これが、般若心経の主文だそうです。
全てが空である認識を持てば、
我々の一切の苦しみが救われます……と
あれも欲しい、これも欲しい、
もっともっと欲しい…じゃ
救われんなー………たぶん。
般若心経のために彫ったハンコ
ハンコの側面をつかいました。
ハンコと言うより石に彫った版画といったところでしょうか。
３cm×7.5cm。この位の大きさになるとペタンと押すわけにいかず
バレンを使って刷ります。
今年もあとわずか、穏やかに新年が迎えられますように………と。
読書の秋、本好きで仏像好きの人の蔵書印。（3㎝×3㎝）
弥勒菩薩半跏像
おしゃかさんから五十六億七〇〇〇万年修行して
私の救いもらした人を救え……と言われて、弥勒さん
「ご、ご、五十六億…そりゃーあんまり長いじゃないかい。」
「そ、それに、救いもらしたって…無責任な…」
と思案しております。
やがて、左足をおろして立ち上がろうとしてます。
「お～し、わかった、救ってやろうじゃね～か……」
というより、同じ姿勢で居ると足がシビレます……イテテ
わたし、気に入った本にはこれペタンと押してます。
