まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

無音の領域/竹岡一郎を読む(1)~俳句のサバイバリズム

2017-02-06 18:32:44 | エッセー・評論
ソフトクリーム此の世崩ゆるは音なけれ   竹岡一郎竹岡一郎の名を知ったのは、故郷から出ている俳句同人誌(発行者は中学の先輩)上での書評『竹岡一郎句集「ふるさとのはつこい」』であった。同時に、この著者が私が昔いた結社誌「鷹」の同人であることを知った。私が数年いて辞めたのは1980年代の初頭なので、そのかなり後のことであるに違いない。おそらく、現在の【第二次鷹】(主宰 小川軽舟 編集 高柳尭行)になってからのことではなかろうか。当時、このような俳人が「鷹」に存在することは考えられなかった。と言うより、時代そのものに存立する根拠が見当たらなかったのだ。それでは、このような俳人とは何者で、現在とはどのような時代なのであろうか?・・・《続く》

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