空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『いじわるな天使』

2015-11-27 21:23:59 | 本の森
『いじわるな天使』穂村弘 を読む。

だってさー。
先日読んだ雑誌のなかに「穂村弘の頭の中」っていうページがあって
やさしそうなおじさん(失礼だな)が本棚の前で微笑んでいて
短歌やエッセイで発せられる言葉がささやかな日常を照らし、
読者の心をいつの間にかつかんでいる穂村弘さん。
ついプッと吹き出したくなる言葉のセンスはどこで磨かれているのか。

って書いてあったんだもの。

詩人の頭のなかって、覗いてみたい。
ついでにどんな本を好むのかも知りたい。
僕は、不純な本マニアなんです。
不純な本マニアってなんだ?

そんな人が書いた本ってどんなのだ?

本当は『にょっ記』シリーズっていうやつを読みたかったけれど
見当たらなかったので(笑)、薄めの本を借りてみた。
なんとなく「天使」好きな友達のことも頭をかすめて。

詩はあまり読まないし
知らない作家さんの本で、厚めのやつに手を出す勇気もないし。


しっかし・・・あれだ。

しょっぱなの「宇宙船で女の子をいじめる方法」のインパクトったらない。
なかなかなダークさで、そしてシュールだ。
いつかきいた、知久寿焼さん(元・たま)のうたのシュールさを思い出す。

うわー。
若干理解不能で、どこかわかって、そしてやっぱり、わからない。
不思議の世界へようこそ、ってかんじだった。


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