『世界地図の下書き』朝井リョウ を読む。
私の育った校区には、児童養護施設がある。
だから少なくない人数の、その施設から通ってきていた同級生がいる。
まだ、近所同士で「おさがり」をもらいあう習慣があった頃
母がまだ綺麗だけれど、その施設に持って行ったら失礼だろうか、どうしようか、
聞いてみようか・・・・と逡巡していた姿を思い出した。
どうやら「よろこんで」といってもらえたようだったが
その後「 . . . 本文を読む
本の重さで家が傾きそうなので
しばらく前から借りられる本は図書館で!派。
私の利用してる図書館は、5冊まで予約を入れることができる。
友人の利用する図書館のように3桁の待ち人数表示なんてのには遭遇したことはないけれど
予約してからいったいどのくらい待てば自分の番が回ってくるのか、甚だ不透明ではある。
(一応、あなたの順番はあと何番目です、なんていうカウントダウンはしてくれるけどね)
だから思い . . . 本文を読む
食べるラー油ブームの元になった石垣島のラー油を作った夫婦のお話。
と聞いていたので、ラー油づくりがメインなのかと思ったらそうでもなかった。
いや、苦労してるのは出てくるけどさ。
それよりも、帰化申請ってとっても大変なのね、のほうが印象深い。
もっと印象的なのは、夫婦ふたりがよく笑っていること。
ゲラゲラ、ではなくて、自然に笑みがこぼれる、っていう感じで。
都会から比べたら、いや、田舎暮らし . . . 本文を読む
『パンとスープとネコ日和』群ようこ を読む。
パン、好き。ネコ好き。
こう、と決めて始めたことでも、
途中で「これでよかったのかな」「もっと~~した方がいいのかな」
迷うことはたくさんある。
時には寂しい思いをしたりもするけれど
それでも一本ブレずに過ごしていけたらいいな。
WOWOWでドラマ化、と聞いて急いで読みました。
どうしよう、この本そのまま映像にされたら、マジ泣きしそうです(>_ . . . 本文を読む
のんびり日曜日の朝。
ウワサはかねがね・・・の「シェルブールの雨傘」をみる。
古い映画だし、面白くなかったらすぐやめよう、と思ってみはじめたのでした。
・・・・いや~すみませんでした。
古い映画だということを感じさせないですね。
テーマ曲からして、完全悲恋モノかと思っていたいたけれど、
(例えばギャッツビーみたいに「ひどい! ミア・ファローったら!」なんてのかと思っていたww)
そうでもな . . . 本文を読む
ラジオで「世界から猫が消えたなら」を聴く。
ラジオをきくこと自体が久しぶり。
本とはちょっと違っていたところもあったように思った
(が、すでに本の細かいところは記憶がぼんやりしてきているので、定かではない)けれど
文字を目で追う(そして想像する)のと、耳から人の声で聴くのとでは
また少し違った捉え方があると改めて感じました。
文字では同じ「そうだね」でも、イントネーションで意味合いは随分変わる . . . 本文を読む
『置かれた場所で咲きなさい』渡辺和子 を読む。
ちょいとばかり
「最近、空みてないな」
「風に吹かれてもないな」
「これって、忙しさにかまけて、自分らしく(人間らしく)生きてないな」
なんてことを思ったところだったのでした。
友だちとのんびり過ごしたのがきっかけ。
そういう時に読んだので、なおさら考えさせられる本でした。
キリスト教徒じゃないし、無宗教だけど。
でも、言いたいことはわかる、 . . . 本文を読む
東京国際フォーラムで行われていた「The 21st TEDDY BEAR with Friends CONVENTION」を見に行きました。
テディベアの世界というのは未知の世界。
いったいどんなことをしているのか。
地下に降りていくエスカレーターから会場を見下ろしただけでオドロキ
ひとくちで「テディベア」といっても、作り手によってまったく違う表情になるのね。 . . . 本文を読む
国立新美術館へ「貴婦人と一角獣展」をみに。
猛暑といわれる、連休初日にいくのはいかがなものかとも・・・。
東京はむわっとした空気で、風が吹かないどんよりした暑さでしたが
嬉しいことに曇り空だったので、なんとか溶けずに済みました。
ミル・フルール(千花模様)といわれる、たくさんの花々でうめつくされた、
落ち着いた赤地のタペストリーは、じっくり見ていると時間を忘れそう。
珍しく音声ガイドを借りて、 . . . 本文を読む
少しご無沙汰してしまいました。
さて、私は結構な肩こり持ちですが
今日はどうにもこうにも痛くてたまらず。
首の旋回をすると「パキパキパキ グリグリグリ」音がしています。
相当こり固まった模様
念入りにストレッチをしたけれど、少ししか改善されないので
明日はマッサージ行きですかねぇ・・・。
困ったな。
. . . 本文を読む
昔の知り合いに連絡を取ろうとした。
しかしだ。
数年前、いきなりPCがお亡くなりになった折、住所録も一緒にいなくなってしまったのよ。
それ以来「PCで住所管理するなんて!」と言って作ってない(言い訳)
さて、どうしたもんだか。
とりあえず年賀状を探してみる。
これはすぐに見つかった。
住所はわかった。だけど・・・電話番号書いてないじゃん!
数年分遡ったけど、書いてない。
う~む。
電 . . . 本文を読む
お昼どき。
ぼんやり会社の冷蔵庫から、昼食を取り出し、食堂へ。
取り出した内容物が・・・ん?
自分の買ったお弁当なんだけど、ヨーグルトが違うよ?
なんでかな?
・・・・レジのお姉さん、入れ違ったのかな?
それともぼ~っとしていて、自分が選んだつもりのものと違うものを無意識にとったんだろうか。
まあいいか・・・・
全然よくなかった。
他の人のお弁当食べちゃったよ~(>_ . . . 本文を読む
『チア男子!』朝井リョウ を読む。
柔道の道場主の長男・晴希は大学1年生。姉や幼馴染の一馬と共に、幼い頃から柔道に打ち込んできた。しかし、無敗の姉と比べて自分の限界を察していた晴希は、怪我をきっかけに柔道部を退部。同じころ、一馬もまた柔道をやめる。一馬はある理由から、大学チアリーディング界初の男子のみのチーム結成を決意したのだ。それぞれに事情を抱える超個性的なメンバーが集まり、チームは学園祭での . . . 本文を読む
『猫にかまけて』町田康 を読む。
「この本読んだことありますか?」といつもの美容師さんにきかれ
「いや・・・ないですね。『くっすん大黒』とかの・・・
直木賞をとった作家さんですよね?」といったところ
「そうです。これは3冊出ているのですが、順番に読むことをお勧めします。
ただし、苦しい場面もあります。目をそらしてはいけないことなんですけどね・・・」
と言われた。
・・・苦しかった。
でも . . . 本文を読む