空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『言語学的ラップの世界』24−9

2024-07-14 12:57:02 | 本の森


おもしろかった!

自分の認識が時代遅れというか、
アップデートされていないことに気づくね、こういう本は、ホント。

ラップとヒップホップの明確な違いは、あ、そういうことか と改めて理解した。

ヒップホップ=治安悪そう、
ヒップホップのバトルとかさぁ…やり合ってる感じで怖そうだし、
入れ墨したガタイの良さそうな人たちがやってる音楽というイメージ…
とまでは今は流石に思ってはいないけれども、
一昔前だとそんなイメージ確かにあったよな、と思う。
それと、日本語はラップに向かない、
若干ダサい、という何か。

そんなことはまったくなくて、
ラッパーのみなさんは、凄まじく高度なことをしている!
ことを知る。
しかも、机上で学んだとかではなくて、
体感しているのがほとんどなんだろうな。

韻の踏み方を解説してもらってなるほど! と思ったけれど、
サラッと聞いただけでは到底わからないよ、私には💦
歌詞をローマ字に書き直して、
なるボド!と思うくらいゆっくり理解。

そういう面もあるけれど、
リズムに乗った音楽表現を楽しむ、でももちろんそれでいい。
ようは「深いね!」ということがわかっておもしろかった。


日本古来の歌合わせとか、和歌との共通点。
はたまた子音同士の親和性の話。
(これは私にはとても親しみのある話題で…
リコーダーではタンギングをするけれども、主にt.d.r.kのどれかと母音を合わせて選択
→ここではどれがふさわしいか…と考えたりします
発音(アタマの音)を立てたほうがいいとか、柔らかいほうがいいとか、そんなイメージです
うまく説明できなくてごめんなさい)


いろんなことがつながっているなとますます感じ、
もう少し言語学の本を読んでみようかしらと思っています。

とはいえ、非常に読書量が少ない今年、
軽〜い本から慣らしていく必要があり。
今手元にある本体は、マンガだったり、文庫だったり。
我ながら支離滅裂な雑食読書化していてお恥ずかしくはあります。
この人、どんな本を読むのかしら、は大変興味があるところなのですが、
自分に置き換えると脳内をさらしているようで(笑)

ケセラセラ



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