Banana Proにarmbianを入れて使っているわけですが、ここへ来て印刷したいことが出てきました。
そこで、印刷設定をすべく、apt-getでCUPSをインストールしたまではよかったのですが…
私が使っているプリンタはCanon MX893なのですが、なんとまぁ。
CanonはLinux用にはIntel/AMD 32bit/64bit以外のプリンタドライバしか出していないじゃないですか!!!
Banana ProはRaspberry piと同様にarm系のA20というCPUなため、これ、インストールしても動かないんです。さて、どうするか。
方法を調べたんですが、正直、みんなかなり苦労している様でCanonプリンタのリバースエンジニアリングで無理やりドライバ作っちゃっている人もいる様子。
ただ、ページ見ているとほとんどの人はBanana Pro自体をプリンタサーバにしたがっているんですよね、、、
私の場合は別に、ネットワークプリント出来さえすれば良いので、ドライバが必須というわけではないんですがね。。。
散々いろんなことをためしたんですが、どれやってもうまく動かなくて、途方にくれてたんですが、そこで「ひらめいた!!」。
MX893って、Google Printに登録してリモート印刷できるんですね。
ということは、CUPSにGoogle Print出来る機能があればいいんじゃないか?ってことで。。探しましたよ。
で、見つけました。無事に印刷も出来たので、備忘録もかねて方法をあげておきます。
前提:
MX893がGoogle Printに登録されていること。
(最近のCanon 複合プリンタ(Web Service対応機種)なら、多分、どれでもOKなはずです)
方法:
まず。以下のURLからCUPS CLOUD PRINTのソースをとりましょう。
https://www.niftiestsoftware.com/cups-cloud-print/
Installのタブをクリックし、リストから「Other (Source install)」を選択すると、
===
git clone git://github.com/simoncadman/CUPS-Cloud-Print.git
cd CUPS-Cloud-Print/
git checkout tags/20160502
./configure
make install
/usr/local/share/cloudprint-cups/setupcloudprint.py
===
とかかれたタブが出ます。基本、rootユーザでこれに沿ってやっていくだけです。ただ、注意がいくつか。
まず、このコンパイルにはCUPS及びCUPSの開発環境が必要です。なので、例えば以下のようなインストールを先にしておく必要があります。
apt-get install cups system-config-printer cups-pdf libcups2-dev
次に。最後の行にあります、初期設定のpythonスクリプト実行にcups, sixとhttplibが必要になります。
同様に、下記のようにインストールしておく必要があります。
apt-get install python-pip python-httplib2 python-cups
上記条件が満たされていれば、コンパイルは簡単に通ると思います。
もし、エラーが出る様なら、インストールされているべきものがないということなので、apt-getで入れて見てください。
make installを実行すると、/use/local/share/cloudprint-cupsにいろいろとインストールされます。
そこで、上記、初期設定スクリプトを実行すると、Google Printを登録しているユーザのユーザ名を聞かれます。
そこにきちんと回答し、出てくるURLにブラウザでアクセスして、アクセス権を付与すると。。
CUPS Printerとして、登録済みのプリンタが自動的に登録されるという。。
で、印刷試してみてください。日本語も含めて、バッチリでますよね。
私のところでは両面印刷も全て完璧です。
ということで、ドライバ入れるより簡単な印刷設定のやりかたでした。
これ、Raspberry piでも多分、使える技だと思うので、Canon Printerのarmhfドライバがなくて困っている皆さん。是非、参照あれ。
そこで、印刷設定をすべく、apt-getでCUPSをインストールしたまではよかったのですが…
私が使っているプリンタはCanon MX893なのですが、なんとまぁ。
CanonはLinux用にはIntel/AMD 32bit/64bit以外のプリンタドライバしか出していないじゃないですか!!!
Banana ProはRaspberry piと同様にarm系のA20というCPUなため、これ、インストールしても動かないんです。さて、どうするか。
方法を調べたんですが、正直、みんなかなり苦労している様でCanonプリンタのリバースエンジニアリングで無理やりドライバ作っちゃっている人もいる様子。
ただ、ページ見ているとほとんどの人はBanana Pro自体をプリンタサーバにしたがっているんですよね、、、
私の場合は別に、ネットワークプリント出来さえすれば良いので、ドライバが必須というわけではないんですがね。。。
散々いろんなことをためしたんですが、どれやってもうまく動かなくて、途方にくれてたんですが、そこで「ひらめいた!!」。
MX893って、Google Printに登録してリモート印刷できるんですね。
ということは、CUPSにGoogle Print出来る機能があればいいんじゃないか?ってことで。。探しましたよ。
で、見つけました。無事に印刷も出来たので、備忘録もかねて方法をあげておきます。
前提:
MX893がGoogle Printに登録されていること。
(最近のCanon 複合プリンタ(Web Service対応機種)なら、多分、どれでもOKなはずです)
方法:
まず。以下のURLからCUPS CLOUD PRINTのソースをとりましょう。
https://www.niftiestsoftware.com/cups-cloud-print/
Installのタブをクリックし、リストから「Other (Source install)」を選択すると、
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git clone git://github.com/simoncadman/CUPS-Cloud-Print.git
cd CUPS-Cloud-Print/
git checkout tags/20160502
./configure
make install
/usr/local/share/cloudprint-cups/setupcloudprint.py
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とかかれたタブが出ます。基本、rootユーザでこれに沿ってやっていくだけです。ただ、注意がいくつか。
まず、このコンパイルにはCUPS及びCUPSの開発環境が必要です。なので、例えば以下のようなインストールを先にしておく必要があります。
apt-get install cups system-config-printer cups-pdf libcups2-dev
次に。最後の行にあります、初期設定のpythonスクリプト実行にcups, sixとhttplibが必要になります。
同様に、下記のようにインストールしておく必要があります。
apt-get install python-pip python-httplib2 python-cups
上記条件が満たされていれば、コンパイルは簡単に通ると思います。
もし、エラーが出る様なら、インストールされているべきものがないということなので、apt-getで入れて見てください。
make installを実行すると、/use/local/share/cloudprint-cupsにいろいろとインストールされます。
そこで、上記、初期設定スクリプトを実行すると、Google Printを登録しているユーザのユーザ名を聞かれます。
そこにきちんと回答し、出てくるURLにブラウザでアクセスして、アクセス権を付与すると。。
CUPS Printerとして、登録済みのプリンタが自動的に登録されるという。。
で、印刷試してみてください。日本語も含めて、バッチリでますよね。
私のところでは両面印刷も全て完璧です。
ということで、ドライバ入れるより簡単な印刷設定のやりかたでした。
これ、Raspberry piでも多分、使える技だと思うので、Canon Printerのarmhfドライバがなくて困っている皆さん。是非、参照あれ。
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