ヒメホウジャク

2015-08-31 | 野帳2015


網戸に蛾が止まっている。
翅の前側の突起があり、後ろ側がえぐれていて、ちょっと変な形の翅をしている。
普通、蛾の翅は平面だが、この蛾は前翅にシワがあって盛り上がっているように見える。
下の後姿を見ると、翅はやはり平面です。盛り上げって見えるのは3D模様ためです。
いつも蛾の翅模様には感心させられます。


翅を開いて後ろの翅はオレンジ色をしている。
翅の突起は後翅の前側が見えていたのであって、前翅の前の縁は直線的です。
腹にオレンジ色の斑がないので、ホシヒメホウジャク(星姫蜂雀)のようです。  Gurelica himachala


後ろから見ると、脚(ランディング・ギア)を出したジェット機のように見えます。



後翅を見たかったので、そっと引き上げてみた。
たいてい、飛んで逃げるのだが、後翅を見せてくれた。アリガトウ。
<蛾曰く ひと我慢 ブログを飾る オレンジが>
後翅の前の縁は波打っているのが見える。
ゆっくり羽ばたくと、オレンジ色が明滅してきれいですが、普通は早すぎて見えません。
多分、寝ていたのではないだろうか。ゴメンネ、邪魔して。

太い胴をしているが、飛行中は翅が見えないくらいに激しく羽ばたきます。まるで胴体が宙に浮いているようです。
ホバリングをしたり素早く飛び回り、口のストローを伸ばして飛びながら花から蜜を吸います。

図鑑によれば、ヘクソカズラを食べるというので、隣近所で羽化してきた「町内の蛾」でしょう。

夕方、薄暗くなったとき、頭の上で『ブウン』と短い音がした。上を見たがなにも飛んでいない。
よくよく見回すと、部屋の中を飛び回っていた。網戸を開けても出ていかないので、網で捕まえて出してやった。
外で見かけた時と無音で飛んでいると思っていたが、音がすることがわかった。

 

「庭にハチドリが来た」と聞きますが、ホウジャク類かヒメホウジャク類かスカシバ類の蛾です。日本にはハチドリ(蜂鳥)はいません。

 「星姫蜂雀」と書くので昔も鳥に似ていると思ったのでしょう。

 

ホバリングして蜜を吸うホウジャク (追記)  2014/11/20

 

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ヘビさん

2015-08-23 | 野帳2015
庭にヘビがいた。
黒いまだら模様だったので、シロマダラかアオダイショウの幼蛇のようだった。
手が離せなかったので、あとで見たらいなかった。
我が庭には餌が少ないので、住みつくにはちょっと大きすぎそう。残念。
田んぼあたりか来て、通りすぎて行っただけのようです。

翌日、近くでスズメなどが騒いでいたので、隣近所を廻っているのだろうか。
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トビナナフシ

2015-08-12 | 野帳2015

朝、新聞を取ろうとしたらナナフシがいる。


茶色型のナナフシは始めて見た。


翅があるのでトビナナフシの仲間のようだ。
昨年、見かけた虫の子供だろうか。

 

追記
16日、少し場所を変えて、日陰になるところにいる。
ここで生まれたのだろうか、どこかから飛んできたのだろうか?

 

ナナフシがいる 2015/07/15

トビナナフシ ? 2014/09/05

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ハサミムシの子育て

2015-08-03 | 野帳2015

庭のブロックを動かしたら、下にハサミムシとコウガイビルがいた。

ハサミムシのまわりを3mmくらいの小さいハサミムシが沢山いて、体の下にクリーム色の卵も沢山あった。脱皮後なのか白い小さなハサミムシも一匹いた。
突然、明るくなったので親子で大騒ぎになっている。ゴメンゴメンと植木鉢のかけらでおおっておいた。

1時間くらいして一段落したので、見たら親も子も卵もなかった。どこかへ引っ越したようだ。というわけで写真は撮れず。

卵をくわえて子供を連れて何往復もしてハサミムシのお母さんは忙しかっただろうな。

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