本、「知って親しむ!校庭の樹木」

2017-05-26 | 環境教育

少し前のことですが、本を頂きました。

「知って親しむ!校庭の樹木」 (NPO法人ラブ・ネイチャーズ)
http://love-natures.sakura.ne.jp/information/20161010151931/

校庭の木の「名前などを話してほしい」と頼まれたことがあります。
本当のところは、名前とともに木の見どころを知りたいのだろうと感じています。
そんな時に、これ一冊あれば、校庭の木は分かると思います。

学区の校庭にある木は全て載っていそうです。
木の図鑑としても使えます。

この本は、芽・花・実などについて見せてくれます。
写真を撮るのに何度も各学校の校庭へ足を運んでいることと思います。
毎年花をつけない木もあるので、花・実の撮影はなかなか思うようにならないと思います。

 

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「生き物を見つけよう」総合

2010-02-03 | 環境教育

みどり分野

 冬の生き物のくらし

2月上旬。小学校校庭。

【ねらい】 総合「生き物を見つけよう」の活動として、春を待つ生物の様子を観察したり、感じる心を育てたりする。

冬のさなかの寒中に生き物探しですが、冬眠中の生き物が次々と見つかりました。

クモと卵の入った袋。  眠ているカタツムリ。  動かないムカデ。  ダンゴムシ

 

目が慣れてくると次々に生き物が見つかり、カブトムシの幼虫まで見つかりました。

モグラ塚があります。落ち葉が腐葉土になり、ミミズ、昆虫の幼虫など土中生物が豊かになってモグラの食べ物も増えているようです。

開校から15年くらいは、なかなか生き物が住み着かなかったのですが、肉食のゴミムシがみつかり、校庭で食物連鎖ができ、自然度が高くなっていることがわかりました。

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初任者研修自然体験活動

2009-07-24 | 環境教育

初任者研修自然体験活動

7月下旬。小学校、校庭

校庭で採った木の葉からニレ科の(エノキ、ムクノキ、ケヤキ)見分ける。

この他に、セミのヌケガラ、ヤブガラシ、トンボの縄張り、ジョロウグモの巣などを観察した。
昆虫は肺呼吸でなく、気管を使って呼吸しています。

 

会場選定の経緯
会場選びのため明治時代に開校した3校を訪問しました。(訪問順)
①校舎改築。工事で更地化したのか自然植生はほとんどなく植栽され物ばかり。周囲に耕地が残っている。自然度低い。新任者の人気校。
②大木があり、よく手入れされているので雑草の種類が偏っている。凝った設計で手入れの良いビオトープがある。
③大木があり、生徒が踏まれ草が生えていないが、垣根の下などに草むらがある。蔓植物がある。トンボが産卵するビオトープがある。最も街中にあるが、地域の昔の植生を残しているように見える。

①はネガティブな環境教育となるので候補からはずしました。②③どちらにするか迷いました。ツル植物やクモの巣があり生物多様性から③を選びました。
研修会をしてみて植物の量が少ない不満はあったが、種類が多く都合がよかった。

感想
自然に生えてくる木は地域の植生を代表するものが多いのだが、2mくらいになると切られてしまう。一方で木を植えることに熱心で、植えた木は大事にする。植樹された外来種の大木がよく見られるのは残念です。
教育の場だからこそ、種から木を育ててみてはどうだろうか。
50年も経てば大木になります。

 

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研修・自然遊び等の指導

2008-10-17 | 環境教育

研修・自然遊び等の指導

環境教育研修会
10月中旬。小学校の校庭

【落ち葉のこすりだしー葉脈】
落ちている木の葉を拾って「こすりだし」をする。
葉脈を観察する。(魚の骨型、団扇型、熊手型)

さらに、葉脈や形から植物の種類を調べることができます。

【自然探偵団】

現場・・・羽が散乱している。何があったのだろう

鑑識・・・羽はドバトの羽。
     羽の軸が折れていない。真っすぐ抜いてある。
     ・・・⇒タカが抜いた。獣が抜くと羽の軸が折れたりちぎれたりする。
結論
タカがヤマバトを食べた
ツミという小型のタカだろうか。

気にして空を見ているとタカが飛んでいるのが見つかります。

校庭で食物連鎖を垣間見ることができました。

【椿の実で笛を作る】


椿の実をコンクリートの粗い面でこすって穴を明ける。
釘の頭を使って、中身を出す。
下唇に当てて吹いて音がでれば完成。

道具;釘、コンクリート(または紙やすり・ヤスリ)
鳴らないとき;中身を出すときに穴の口が丸まったので、もう一度こすって少し削る。

コンクリート面に後が残りますが、次第に分解してなくなります。

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緑の少年団キャンプの環境教育

2008-08-24 | 環境教育

緑の少年団キャンプの環境教育

当日朝から傘をさすのも大変な大雨となったので、室内で行った。
山荘で狭い上に、照明が暗くて見えにくかった
8月上旬。キャンプ場

シュロの葉で熱帯魚を編む
できた!!!  釣れた!?!

全員が熱帯魚を持ち帰ることができました。

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社会科 みくりロード探検隊

2008-06-10 | 環境教育


社会科 みくりロード探検隊
2008-06-10 09:00:00 | 環境教育の事例

みくりロード探検隊

動植物 何があるかな?
(学区内の自然を知る)
6月上旬。小学校周辺の堤防上(太田川水系の支流の二級河川)。

地勢
学校の裏に砂防ダムがあり、静岡県砂防指定地になっている。
伏流水が湧いていて、上水道の水源井がある。

きれいな湧水と水辺の植物やハグロトンボなどがおおい。
静岡県のレッドデータブックに記載されているニホンアカガエルも僅かに繁殖している。

ミクリと花を見る。


水が湧いていて、水がきれいで深さが一定しているところに生える。
マコモやヨシに代わって減っていくので、何年おきかに大雨で川底の土が流れると、また増えてくる。

カバキコマチグモの巣 (危険)


ススキの葉についているので、見るだけで、触らないようにする。

母クモが巣の中で卵を産み育てている。
開けると、卵や幼虫を守るために、飛び出してきて噛みつくことがある。

 

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