列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

ボンネット特急

2006年10月15日 | 大糸線と路面電車の旅
 
7月30日(日曜日晴れ
 (大糸線と路面電車の旅:その34・完

 (その33のつづき


 敦賀駅にボンネット型の特急電車があらわれました。特急列車ではなく、「臨時」と表示されています。側面の行き先表示は、「団体専用」になっています。

 こちらは、電化された小浜線を走る125系電車。常磐線の103系の色に似ています。

 敦賀駅の待合室は、テレビで高校野球福井県予選の準決勝をやっています。敦賀 対 鯖江の対戦でした。地元の高校が出ているので、みな真剣にテレビを見ていました。

 さて、北陸本線では敦賀までの直流電化工事が進行中です。現在、ここは交流電化されていますが、直流に切り替わると、大阪から新快速電車が直通するのでとても便利になるでしょう。敦賀駅では、「あと83日」とカウントダウンまでしています。長浜までの各駅は、そのほとんどが工事中でした。工事が終わり、とてもきれいになっている駅もあります。まるで、北陸本線が東海道本線化していくかのようでした。

 敦賀・新疋田間のループ線は、北陸本線の楽しみの一つです。このループ線は、上り列車のみが通ります。といっても、トンネルの区間が多いので、「ループ」を強く実感できるものではないような気がします。
 ループ区間に2つのトンネルがあり、そのうち1つ目がとても長いのです。なので、1つ目のトンネルを出て、"さあこれからループ線だ"と思うと、わけが分からないうちに終わってしまうことになるでしょう。(なぜなら、1つ目のトンネルを出た時点で、ループ線の半分は既に終わったも同然だからです。)
 2つのトンネルの間で小浜線の線路が見える辺り、とても印象に残ります。あと、工場の煙突に気を付けておくのも面白いと思います。(最初右側に見えていた煙突が、トンネルを出ると左側に見えているのです。)

 長浜行きの419系電車に乗るのも、今日が最後になるでしょう。窓が小さくて、正直好きな電車ではなかったですが。

 おわり


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