列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

福井鉄道(2) もと名鉄電車のぞろ目

2006年09月27日 | 大糸線と路面電車の旅

          ↑ 線路の輻輳する市役所前駅
 
7月30日(日曜日晴れ
 (大糸線と路面電車の旅:その29

 (その28)のつづき

 「8」のぞろ目です。この電車、名鉄時代と車両の番号が変わっていません。大手私鉄の電車が廃止されて中小私鉄に譲渡されると、番号が新しく付け直されることがほとんどですが、ここではそのままのようです。名鉄独特の、数字の書体(ローマン体)もそのまま。この方が手間もかかりませんし、名鉄ファンにも喜ばれます。

 この標識(黄色の○)は、名鉄時代「続行運転」を行うときに掲示されていたもののはずです。「続行運転」とは、その名の通り2本の電車を続けて運転させること。

 いよいよ出発です。この電車は、福井駅前の次の市役所前へ行くと、進行方向が逆になり、終点の武生新へと向かいます。

 どこの路面電車でも、興味深いポイントは併用軌道から専用軌道へ移る部分、またその逆の部分ではないでしょうか。
 市役所前駅を出てしばらくすると、幸橋という橋を渡ります。この部分だけ、道路と線路が別々になっているのです。




 橋を渡り終わると、また併用軌道にもどります。

 つづく



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