第１航空艦隊ビーコン跡 テニアンの今日（２０１２．１） ４９

マルポ小学校の跡を探索しての帰りです。
学校のすぐ近くに、日本海軍第１航空艦隊のビーコン土台がありました。
白爺は、第１回のテニアン空襲の際はマルポの崖に隠れていたので、グラマンがこのビーコン目掛けて猛爆をしている爆音を、身近に聞いていた覚えがあります。



最初に車の窓から眺めた土台です。
土台は、タガンタガンと草に覆われていました。

　　　　　　　　　　

しばらく走ると再び３個の土台が現れました。
島の人は「米軍はここから３個の土台をラソー神社横に移して、Ｂ２９が日本爆撃の際のビーコンに使用していた」と話してくれました。
白爺が前回ラソー神社付近で見た米軍のビーコン土台も同じ形をしていたから、本当の話のような気がします。



更に走るとまた３個の土台が現れてきました。
ビーコンの鉄塔は、３個の土台で一組の鉄塔を立てていたのではないでしょうか。
島の人の話を信用すると、第１航空艦隊のビーコンは、４塔のアンテナで航空機を誘導しており、米軍は１塔のアンテナだけで誘導していたことになりますが・・。
�第１航空艦隊は太平洋全域へ出撃していた航空機に対しての誘導が必要。
�米軍は日本本土攻撃だけの航空機誘導でＯＫ。
この差があるのかなーと、白爺は考えてきました。