Ｂ２９発進基地（テニアン今昔物語１２）

昔の話・・

日本の守備隊が玉砕すると、テニアン島は直ちに米軍のＢ２９基地に変貌しました。
テニアンはサイパンのように高い山がないので、まさに不沈空母。
長い滑走路も４本建設されて、日本空襲の拠点になったようです。



白爺たちの児童動員では、モッコを担いで滑走路造りをしていたのですが、さすがアメリカの基地建設技術には驚かされますねー。

　　　　　　　　　　

テニアンからのＢ２９は、富士山を目標に飛来したのでしょうか。？
それとも富士山を眼下に眺めて、日本に勝ったと思ったのでしょうか。？



爆弾を落とされた街の人は、死に物狂いで逃げ惑っていたのに、空を飛ぶＢ２９の機体にはふざけた絵が描かれていたようです。

　　　　　　　

この絵が描かれたＢ２９を、零戦はどんな気持ちで攻撃していたのでしょう。

今の話・・

　　　　　　　　　　　

嘗て日本空襲に使用したＢ２９の基地入口には、写真のような標識が立っています。
滑走路は、Ａ～Ｄの４本あったそうです。
そしてＡ＝エーブル　Ｂ＝ベーカー　Ｃ＝チャーリー　Ｄ＝ディビットと名前がついていたようです。



滑走路はジェット機も離着陸できるくらいの大きさで、今すぐにも使えそうな形で残っています。

　　　　　　　　　　　

広い滑走路を車ですっ飛ばすと、今にも空に飛び上がるのではと思いますよ。
交通規制も対向車もありませんから、思う存分スピードが出せます。



少し手を加えれば、普天間の代替くらいには使用できそうだと思いながら、サイパンへ行くフリーダムのセスナ機から眺めてきました。

でも、基地などにはしないでください。立入禁止になると困るから・・。