リカルデントをかみながら

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代ゼミTVネットの受講記録(2)理科

2010年04月02日 23時20分39秒 | 大学受験
理科については代ゼミと東進ともに大変お世話になりました。

代ゼミの物理講師・漆原先生の口癖「物理では、君たちのノートが実験室」という言葉で気がついたことがある。
物理だけでなく、理科という科目に共通して言えることは、紙と鉛筆で実験と観察をするということ。
物理は、力学なら力の掛かる方向に矢印を書いたりして机上の「物理実験」をする。
化学は、電気の流れる方向に矢印を書いたり、溶液の色の変化を書いたりして「化学実験」をする。
生物は、発生の過程を書いたりして「観察」をし、発生過程で生体の一部を切り取った経過を図示することで「実験」をする。
このことに気がついてから、試験中でも必ず図を書いて「実験」「観察」をして解答する意識が高まった。
余談はともかく、以下に受講した講座の感想など。

【物理】
・為近の基礎から学ぶ物理I 1コマ60分全24回
《特徴》普通は物理といえば難解な「力学」から始めるところだけど、この授業では電磁気学から入るので取っ付き易い。
《レベル》中学生でもわかる?内容から物理の本質を見つめる。
《感想》東進の高橋先生のハイレベルな授業を始め、何度も挫折した物理だけど、この授業で初めて物理をひと通り学ぶことができ、薄ぼんやりと概観を理解することができた。
力学を最後に持ってくる講義順序も俺には効果的だった。
物理が苦手な人、未修の人におすすめします。


・中川のセンター標準物理I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験レベルの問題の演習。
《レベル》センター試験レベル。ところどころそれを逸脱する問題も。
《感想》問題集として扱う分にはいい。ただ中川先生の授業は俺には合わなかった。

※ほか、「漆原のセンター実戦物理I」を受けた(今は「漆原のセンター完成物理I」とタイトルが変わった)。
特に力学の分野がわかりやすく、どう矢印を引っ張っていいものか曖昧だったのが、コツをつかめた。
受けたのが2010年のセンター直前過ぎたのが惜しかった。
もっと早めに受ければ、「習うより慣れろ!」と闇雲にやっていた物理の演習を有意義に行えたのに、と後悔。


【化学】
・岡島の基礎から学ぶ化学I 1コマ60分全24回
《レベル》むずかしい。
《感想》モルで挫折。
その後、東進で二見先生の授業を受け、開眼。

・亀田のセンター標準化学I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験に頻出のテーマに絞って問題演習を行う。
授業では、それに絡めた暗記ポイントなども扱う。
《レベル》化学Iをひと通り学んでいればついていける。
《感想》問題集も授業もわかりやすく、なんども復習した。
亀田先生の語呂合わせにはお世話になりました。

・亀田の入試化学突破のバイブル(入門編) 1コマ90分全12回
・亀田の入試化学突破のバイブル(実戦編) 1コマ90分全12回
《特徴》化学IIの範囲まで含んだテキストを用いて、単元別に(かなりハイテンションな)授業を行う。
グラフィカルでわかりやすい授業。
《レベル》化学Iをひと通り学んだ人向け。
入門編の第5回まで初歩的な問題があり、それ以降はハイレベルなものも含んだテキストを用いている。
《感想》良くも悪くも代ゼミの講師らしいく講師。
俺は好きだったけど、嫌いな人も少なからずいると思う。
90分の授業の予習で90分かかり、受講するときは映像を止めながら授業を受けるのでで120分かかり、復習で60分かかった。
それだけ時間をかけた価値はあったと思う。
板書はかなり写しづらく、自分でまとめながら書かないといけなかったので、時間がかかった。


【生物】
・中嶋の基礎から学ぶ生物I 1コマ60分全24回
《特徴》生物Iをひと通り網羅する。
《レベル》生物未修でもついていける。
《感想》ごくごく普通。
生物未修で、ノートまとめなどを自分でできないなら、受ける価値あるかも。
学校やNHKの高校生物講座などで一度習っているなら、二度手間。

・大堀のセンター標準生物I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験頻出のテーマの問題演習と解説。
《レベル》生物Iをひと通り学んでいたらついていける。
《感想》細胞の絵や細胞分裂の絵や遺伝の絵などで解説をしてくれて、グラフィカルでわかりやすく、自分で再現できるので覚えやすく忘れにくい。
生物は一部苦手な分野があり伸び悩んでいたけど、この授業を受けて得意分野になった。
受けるべき。

・大堀の基礎理系生物 1コマ90分全12回
《特徴》生物IIの分野を網羅的に扱う。
授業ではわかりづらいと思われるところを重点的に講義する。
《レベル》生物Iをひと通り学んだ人向け。
生物IIは未修でも大丈夫。
《感想》「生物は俺にまかせろ!」と豪語するだけある授業。
生物はこの人についていこうと思い、他の参考書も揃えて使用。
特に光合成、同化、発生、センターレベルの遺伝が苦手な人は受ける価値が高い。
前述の、「生物ではノートの上で観察・実験をする」と俺が実践していた方法は、大堀先生の書く絵を真似ることでマスターした。
まず予習として用語穴埋め形式になっているテキストで用語を確認し、そのテキストで授業を受け、復習として予習時に間違えた穴埋めを再度やる、という受講スタイルを取っていた。

・大町のハイレベル理系生物 1コマ90分全12回
《特徴》生物IIBまで含んだ内容。記述対策が多い。
《レベル》高い。
《感想》受ける大学の過去問を参照して、この講座のテキストを見て、同じような出題形式なら受ける価値がある。
俺は挫折した。

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