ツンヅのダラ×2日記だら

社会人8年目に突入した鳥取生まれの埼玉人スポーツマン(??)、ツソヅのブログです。

26歳/30歳

2009-09-02 01:02:42 | Weblog
滝沢ダムはいよいよ出来上がった 高さ140mの重力式コンクリートダムだ ダムには良いことも悪いこともあるが、造る者は一生懸命造る いろんな人の思いが詰まる 何十年前から計画されているが、ダム本体工事に入ったら3年で出来上がってしまう 日本の技術力の総決算だ ダムができたら水を貯める 工事中は川を山の中に造ったトンネルに回しており、このトンネルを塞ぐことで水は貯まっていく 湛水式は格別だった ダム建設で移転していった人もダム工事をした人も、ダムの下流に住む人も集まった これから沈んで二度と見ることのないダム底は寂しさがあった 見上げるダムはデカかった
水はなかなか貯まらない 数か月たってやっと半分の高さまで上がってきた そこから上はさらに体積が大きいからなかなか貯まるものじゃなかった
地面がずれた ダムに水を貯めていたら、ダム湖脇の山が崩れ始めた ある日見つかった数ミリの亀裂がだんだん大きくなっていった 地滑りというやつだ 地滑りはがけ崩れとは違う がけ崩れは表面が崩壊する現象だが、地滑りは山全体が滑る現象 地盤が弱いところでは、水位が上昇することで、地中の水分が増え、すべり面ができて、ズズっと滑るわけだ 亀裂がどんどん大きくなり緊急工事が行われた 24時間観測体制 真冬の夜勤は応えた 試験湛水は途中で止まってしまった ダムの完成は水が貯まって、初めて完成と言える 大変な工事だ

たまには浮いた話 なぜが高校野球時代のマネージャーが遊びに来た 『俺に、何を求める』 秩父を案内したり、西武遊園地、ディズニーランド、果てはクリスマスまで一緒に 俺は鈍感なのだろう 何もなかったような

さて、3月 水資源ならではの転勤の話が舞い込んだ 昼休み、素振りをしていたら課長がやってきて、いきなり「河本君、転勤 武蔵水路」 はう? 『どこだ、武蔵水路って』と思った 全国転勤が当然なのに、何と同じ埼玉県だった ショックも感動もなかった
転勤のドタバタとあわせて、妹が結婚することに 正月に帰った時は、結婚の話なんぞ、聞いてもなかった 急展開の結婚だった 結婚式前に1度、鳥取へ帰り、新郎と会う 『ほうぅ』と
そして月末の結婚式 色々あったようだが、幸せそうな妹を見て俺も幸せ 家族でスマップの「世界に1つだけの花」を歌い、新郎も引っ張りこんでハッピーな結婚式だった
仕事の片付けや結婚式や引っ越しや嵐のような3月が過ぎていった 秩父を去る日、仕事仲間や地元の知り合い、野球の監督、いろいろあいさつに回った 社会人になって初めて訪れた地 一生の思い出ができただら

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