こうして無事にブログを書いてるわけで、なんとか

富士登山競走、完走した

「なんとか」というくらい、きつかった。その分、達成感が。というわけで、詳細だら

24日(木)午前仕事 昼休憩と同時に退庁 吹上駅→(JR高崎線)→新宿駅→(JR中央線)高尾駅・大月駅→(富士急行)→富士吉田駅 所要3時間 富士吉田市役所で受付し、マラソン仲間と合流 民宿にて8人部屋でタコ寝 だらだらと夜長を過ごし11時位就寝

25日(金)4時起床(朝食) 身支度をし5:30過ぎ出発 6時過ぎスタート地点(富士吉田市役所)到着 軽くアップし、荷物を預けスタート地点へ 天気も

スタート前に名物『エイエイオー』テンションアップ

[スタート] 7時号砲(1分半後スタート地点を通過)作戦は渋滞して抜こうにも抜けれなくなる登山口以降までできるだけ前の位置にいる さあ、スタートしてしばらく登山口へ向け緩やかな上り坂をひたすら駆ける 一切、フラットはない もち下り坂も 調子は絶好調 得意の上り坂 追い越しまくる 汗はだらだら


こんなの初めて 後半はかなりの上り坂
[馬返し]11km地点 名前の通り、本格的な登山道になる 路面は土 小さな沢を渡る木道が絶え間ない 前のランナーを抜くのは体力を使う でも調子はよい ここが落とし穴 両足の太ももの前部付け根部分に違和感が

それにしても富士山は登山者が多い 老若男女 外国人 その中をランナーは駆け上がる
[5合目]ここからが本格的な上り坂 もう走る傾斜ではなく、走る体力もなく(というよりそんなことできるのは先頭ランナーだけである)みな早歩き 5合目の制限時間は2時間(9時)時間的にはかなりの余裕を持って通過 持参のデジカメで記念撮影

でも足はやばい 案の定、しばらくして足がつった

ハッキリ言ってマラソンで足がつったらおしまい 治ることはない 屈伸やらした 同じく足をつった人から「焦らず、ゆっくり行っても大丈夫ですよ」その言葉を信じた コースは厳しさを増し、山道で想像される土ではなく、小石や砂利 そしてロッククライミングとしか思えない岩をロープやら手で登る これは危険すぎる さらに高山病ではないが何となく違和感が

(気のせいかもしれんけど) 足がつることを避けるために小刻みに、そして段差が少ないコースを選ぶ もう順位は気にしない ここで助かったのは給水ポイント 水、スポーツドリンク、バナナ、塩、砂糖etc. この中でも塩は助かった 足がつるのはカリウム(塩分)が不足するからで、塩をいっぱい食べた 旨く感じた さらに好意で飴やら黒糖をくれる沿道の方も こういうのがマラソン大会のいいところ

[8合目]標高2950m いよいよ体力・気力がいっぱいいっぱい ハッキリ言って休みたい リタイアしたらどんなに楽なことか こんなこと思ったのはマラソン人生で初めて しかし会社を休み、少しではあるが練習してきたから意地はある 周りのランナーはマラソン慣れというよりか登山慣れしている、という感じ。明らかに歩くのが早い 制限時間もあり、ここは意地でも前のランナーについていくことに


制限時間3時間20分を20分位の余裕をもって通過 5合目より時間の余裕はなくなった(体力・気力の余裕も)
[ゴール]スタートから21km もう気力で足を進めること2時間 何度か足がつっては屈伸をし、最後は途中で買ったスポーツドリンクで足をたたく

(ごまかすしかない)いよいよゴールが見えた


「上に見える2つ鳥居の上のほうの鳥居がゴールだよ」沿道の声援が力になる ゴールできるという気になる そしてゴールポイントへ マラソン仲間が応援してくれてた 最後だけちょっと走った 『ゴール』

←泣きはしないが マラソンの度に頭の中で思い浮かぶこの言葉 今回ほど強く思ったことはない さすがに今回はやばかった 初の挑戦 ほとんどぶっつけ本番で臨んだ 怖いもの知らず、怖いもの見たさ

それが良かったのか悪かったのか、分からないけど完走した 完走率50%と言われる一番厳しい大会 時間4時間17分ちょっと 制限時間4時間30分まで10数分 制限時間を目指し頑張るランナーを応援 カウントダウンが始まる 数秒前になだれ込むランナー そして0.数秒でダメだったランナー

こんなに厳しい大会はない(これは断言できる) そんな大会で完走できて幸せ!こしかない
[下山]富士登山競走の厳しさは頂上まで走って登る これだけではない 何と帰りの送迎バスが待機する5合目まで完走制限時間11:30(4時間30分)から2時間(13:30)以内に下山しないといけない

余韻に浸るのもそこそこにマラソン仲間と走って下りる みな走って下りる 砂道が砂埃を起こし、靴に土、鼻・目・耳と砂が入りまくる でもここでも弱った足に鞭をうち、ひたすら駆ける


これは尋常ではない こんなことができるのは富士登山競走に出場するランナーだけだと思う
[地上]無事、バスに乗り、いただいたおにぎりを頬張る 下界の暑さがこたえる スタート地点は30℃

頂上は10℃

スタート直後は汗があふれ出して、頂上では雪も残って肌寒かった 下りてきて富士山を見る あんな遠くに高くそびえる山に登ったのか

[宿泊]マラソン仲間と山中湖の宿泊所へ

『もうこんな大会でるもんか』走ってる最中こう思った でも仲間と話しているうちに達成感に浸り、この大会の魅力に染まる

『また出ようかな』これぞマラソンバカの本骨頂 走って飲んで人と出会えて、言うことなし
[おまけ]これで周りの人に自信を持って「富士山を走った」と言える

25日(土)今日は職場のフットサル

大会 宇都宮に向け朝7時山中湖を出発 昼から4試合 体力・気力とも今一つだが、優勝 なんとも… 明日は朝から職場野球&東京野球

怒涛の3連戦



、何とかここまできただら